【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

17鬼ごっこ＝ちびっ子の遊びだとは限らない。 ページ19

「エマ…レイ…ノーマン…。」

沖田「おーい、起きるでさァ。」

ドカーン！

「危なっ！てか毎回バズーカ打たないでよ！」

……。というか、寝てたんだ。

懐かしい夢を見たな。

夢の中とのギャップが激しいわ。

もう私の部屋もボロボロよ。

沖田「毎回起こさないと起きれないお子様かィ？」

「失礼ね、最近疲れが溜まっているのよ。
これでも元々は朝6:00には起きていたんだから。」

神楽ちゃんの気持ちものすごく分かるわ。

沖田「そういえば、土方さんがお前のこと読んでいたでさァ。」

「分かったわ、着替えて行くから出てって。」

そう言って、私は総悟を部屋から追い出した。

そしてすぐに着替えて土方さんの元に向かった。

「何かあったの？土方さん。」

土方「あぁ。そうじゃなくて、昨日お前が提案した案があっただろ？」

あぁ。あの話か…。

そういえば昨日の記憶が曖昧なんだけど。

土方「それを近藤さんに話したら、「Aちゃんの案だし、いいんだろう！」だってよ。」

「ってことは、するの？」

土方「あぁ。場所は確保するから、ルールとかは部下に教えていてくれ。」

「分かったわ。すぐにみんなを集める。でもルールって言っても、ただの鬼ごっこなんだけど。」

まぁ、ちょっとサバイバル風なんだけどね。

私は土方さんの部屋から出た。

「隊士たちに呼びかけて行くか…。」

山崎「あ、佐久夜副長。おはようございます。」

「おはよ、ザキ。」

あ。そうだ…。

「ねぇ、ザキ。10分後に隊長、隊士たちに会議室に集まるようにと回していてくれない？あと、遅刻したら切腹と言うことも。」

山崎「はいィィィィ!!」

これでよし。

私が会議室につく頃には隊士達は全員集まっていた。

まぁ、後から隊長達がぞろぞろと着た。

「えーと、今みんなに集まってもらったのは、ある企画を考えたからよ。その企画が、森での鬼ごっこよ。」

その言葉にみんなはざわめく。

沖田「なんで町の平和守らず、遊ぶんでィ。」

「こういうときぐらい敬語使ってよ。
ただの鬼ごっこと勘違いされては困るわ。
今回は森での鬼ごっこ。整備されてない自然の中で行う。だから木々に登っても撹乱させてもOK。この鬼ごっこの目的は、運動神経は勿論、ここ。」

私は人差し指で頭を軽くつつく。

「頭も鍛えるの。鬼に捕まらないようにどう行動するか、即時に決めたりする他、色々と考えて行うわ。その他重要なことは現地にて話すわ。何かある人…………いないわね。解散！」

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