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1慣れない世界 ページ2

「ふぅー。終わった。」

私は机の上に始末書、報告書の山を終わらせた。

大体こんなに書かなくてもいいのに。

トットットッ

あ、誰か来る。

土方「おい、A。終わったか?」

「土方さんか。今終わったよ。」

私は土方さんに大量の書類を見せる。

土方「相変わらず仕事が早いな。」

「勿論。後で今度の潜入のプランを立てなきゃいけないし、大変よ。」

はぁ。と私は肩を落とす。

すると土方さんの後ろからバズーカ発射ー。

土方「ぬおッ?!」

ドカーン!

「……ヒィー(棒)危ない。」

私は持ち前の運動神経で避けた。

沖田「おー土方さん死にやしたか?」

土方「悪ぃが生きてるぞ…総悟!!」

バズーカを打ったのは勿論総悟だった。

沖田「チッ。Aには避けられたか。」

「悪かったね。だけど私アンタの上司なんだけど。」

沖田「Aの方が年下何だし、いいじゃないかィ。」

確かに私は年下だけど…!

年齢わかんないもん。

まぁ、大体15歳ぐらいと思うけど……。

土方「そう言えばお前、本当に何歳なんだ?」

「……12歳までの記憶しかないわ。」

沖田「じゃあお前12歳なのかィ?」

「冗談言わないでよ。第一こんな12歳いないし、私の12歳の記憶でも、こんな体じゃなかったわ。」

土方「見た目的には大体15歳だよな。」

「私もそのぐらいと思う…。」

沖田「じゃあ結局年下でさァ。」

「はぁ。わかったわかった。」

確かに年上の人に敬語使われるのは新八君以外無理だよ。

隊士達は…まだいいかな。

沖田「あと、お前が敬語使え。」

「それは死んでも無理。」

私はタオルと飲み物を取ると、立ち上がった。

「ちょっと素振りでもしてくる。」

そうして、屯所内の道場へ向かった。

ここに来て少し経つが、剣の使いにはまだ慣れてない。

隊士達はみんな上手いって言ってくれるけど、正直よく分からないんですけど。

私は袴に着替え、竹刀を手に素振りをする。

こうしてると、頭の整理もしやすくなる。

Dearエマ、レイ

あなた達は今どうしていますか?

外の世界に出て、人間の世界…私と同じ世界にいますか?

ここは少し特殊だけど、楽しいよ。

私は強くなって必ず助けに行く。

この世界には鬼なんかいないよ。

「……また…会いたい…。」

どうしてだろう…。

私は手を止めて、涙を零す。

前までこんなに弱虫じゃ無かったのに。

お願いだから…生きてて…。

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あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時

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