年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

5.ドM ページ6

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「…ダメに決まってるでしょう」



「なんでですかィ」



「キスは好きな人とするものです」



「俺はAさんとしたいんでさァ」



「…あ、そう、ですか」



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この人は一体、どんな恋愛をしてきたのよ



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たしかに綺麗な顔をしているから



女の人にモテモテなんだろうけど



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それでどうして私？



私みたいな無愛想な女のどこがいいの



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「沖田さんの都合のいい人にはなりませんから」



「…Aさん、ほんとバカだねィ」



その笑みは何…


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「そうやって強気な女ほど



俺が夢中になるってこと



まだわかんねぇんですかィ」



「！」



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なっ



なんつー悪趣味…！




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「…そ、そうですね



沖田さん、あなた…ドSで有名なですものね」



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「そう



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で、Aさんはさしずめ…



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ドMってところですかねィ」



私の前で黒い笑みを浮かべている



あぁ、面倒な男に、捕まってしまった…



お願いだから誰か、助けてください。



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「夢中にさせてやりまさァ



Aさん^ ^」



「え、遠慮します、沖田さん」



こんな男に惚れる日なんて来るのかしら



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