年下のいいなりなんて勘弁だ！ ＊沖田総悟＊

4.素敵な人 ページ5

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「こないだの返事、まだですかィ」



寝起きのぼんやりした状態で



告白の返事を聞くだなんて、



いい度胸じゃないの



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「あなたみたいな適当な人、



はっきり言って嫌いなんで」



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ばっさりお断りしてやった



一応部屋を出る前に頭を下げて礼をし



そそくさと食堂に向かった




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私はするならちゃんとした恋愛をしたいのよ



沖田さんみたいな軽い恋なんてごめんだわ！




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「A」



「...あ、土方さん」



「総悟の奴起きたか？」



「はい、なんとか」



二度寝してる可能性大ですが



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「いつも悪いな


ゆっくり休めなくて」



「いえ、仕事なんでこれくらい大丈夫です」



「ん…まぁ頑張れよ」



すれ違う時に軽く肩を叩かれる



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「…」



うわぁ…やっぱり年上って、素敵



(土方さんは27歳 by作者)



あの頼もしい背中。



余裕な雰囲気。



肩触られたの、初めて…



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…て。



別に好きとかじゃないし。



ただの憧れみたいなもんだし。



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「へー、Aさん土方さんみてーのがいいんですかィ」




「いや、ちょっと素敵だなって思っただけじゃん…



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ん？」



告白された時と同様、またもや背後に沖田総悟。



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「…何なんですかあなた」



「あんなマヨラーより俺の方がいいのに」



また言って…



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「別に、好きとかそんなんじゃないんで」



「…」



そうよ



土方さんは普通に好きだけど



恋愛としての好きじゃなくて…



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…？



恋愛としての好きって、どんなんだっけ



あれ？この感情って憧れでいいんだっけ



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あ、あれ？



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「…Aさん」



「！なっ何ですか！？」



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「キスしていいですかィ」




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