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hs side ページ14

そうだったの……??
僕は心配になってAを見る。

Aがサセンにあったことを聞いた。その時に手首を強く掴まれたことも。

今、Aはジスヒョンに足の治療をしてもらってる。

でもその足にはその他にも多数の傷が……

新しいものじゃ無さそうだけど、痣、切り傷……

全部痛そう。

ずっと長ズボンだったのはその傷を隠してたんだろうか。

当の本人は痛そうな顔を一切しない

でも、長ズボン履いててさっきの血の量は相当酷いんじゃ…

hs『…A、痛くないの？』

『はい。大丈夫です』


その言葉は耐えてるとかじゃなくて、淡々と出てきた。

hs『そのほかの傷は、なに、』

動揺してるのかな、声が震えてる。

『……なんでもないです。』

…話してくれないのか……


wz『それで、今回はなんだったんだ？』

ジフンが独り言のように呟く。

jh『ねぇ、A何があったのか説明できる？できるだけ詳しく。』

『……はい』

Aは少し迷ってから携帯を取り出し、文字を打ち始めた。




しばらくして見せられた携帯には

［練習が終わって宿舎に帰ろうとしたときにジョンハニヒョンが電話をかけてくれました。話しをしながら歩いていたんですが、さっきの所でなにか視線を感じてそっちの方を見たんです。そしたら茂みが動いて強い光と一緒にカシャって音がしました。その時ビックリして転んだんです。それで、携帯を落としました。僕はフラッシュをもろに見てしまったみたいで、しばらく周りが見えませんでした。そこにヒョン達が来てくれました。］

こう書いてあった。


フラッシュと一緒にカシャって…

それ、カメラじゃ…

sc『カメラ…？』

js『うん、僕もそう思う。』

jh『もしかしてまたこないだの奴…？』

wz『…Aってもうプロジェクト参加の動画に写ってましたっけ…？』

sc『いや…？俺が聞いたのはえっと…2日後からのはず…』

hs『え、あれ？じゃあおかしいですよね。さっきのハニヒョンたちの話だとその人はAを知ってる人って…』

そうだ、おかしい。
なんでAを知ってるの？

js『ねぇ、A。その人はAのファンだって言ったんだよね？』

『はい。確かそう言ってました。』

wz『Aが韓国に来たのはいつ?』

『……3ヶ月位前?』

wz『それまで、Aの母国で何かあった？』

『………………何もないです』

ジフンの言葉を聞いてAの瞳が潤んだ。

怯えたようなそんな感じ

僕には僕達を拒絶するかのように見えた

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りんご∇(プロフ) - ありがとうございます…!!!まだもう少し続きますのでよろしくお願いします!! (2019年12月18日 18時) (レス) id: d67caf98d9 (このIDを非表示/違反報告)
 ろんりー(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています！これからも更新頑張ってください！！ (2019年11月4日 8時) (レス) id: 048debb475 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：りんご∇ | 作成日時：2019年6月23日 11時

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