逆ハー?何それ食えんの?【歌い手恋愛小説】

[X]11.店長可愛い。まじで。 ページ12

ガシッ

「Aちゃん…捕まえた。」


店長が私の手を掴んでニヤリと笑った。


『……寝てなかったんだ』


「俺演技上手いでしょ?」


そんな可愛い声で言われても怒れないじゃんか。

蛇足さんに言われたらまじ殴るけど。


『まあまあだね。』


「わあ、辛口ー♪」


いきなり、店長が鋭い表情になった。


「ねえ、俺と付き合わない?」


……


『なにそれ』


「本気なんだけど」


目見れば分かるよ


「で、答えは?」


『ごめんね、無理』


「そっか。でも諦めない。Aちゃん大好きだもん。」


…可愛いなあ。hshs。


なんてバ カなこと思ってたら、

いきなりキスされた。


ーチュッ


「不意打ち〜♪」


『っ……』


こんな時に"hshs"なんて心の中で言ってたなんて、口が避けても言えません。


ガチャッ


み「二人顔近いね。」


怖い顔をして、片手にごごちーを持ったみーちゃんが立っていた。

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