よぉ三平、また会ったな。【刀剣乱舞】

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こん「居場所…知っている様ですね。これはよく調査しておかなければ」

「わっ！何あれ！」


真剣な表情で襖にくっ付いていると、突然こんのすけの体がふわりと宙に浮いた。


こん「!?」

乱「可愛い！キツネ？」

乱『モフモフだ〜！』


声の主は乱と乱…正しくは、東の乱と寿の乱である。


こん「あ、お二人は…」

乱「こんな狐見たことないけど…どこから来たんだろ？」

乱『あっ！もしかして政府からの監視役って、これ!?人とは言ってなかったし！』


慌てて襖に近付こうとしていたこんのすけだが、この本丸で初めて監視役だと気付いて貰えたのが嬉しかったのか、愛想良く乱達に顔を向けた。


乱「『かわいい〜！』」


襖を隔てて聞こえてくる黄色い声に審神者は少し顔をしかめる。


加州「あーあ、乱に捕まっちゃった。しかも二人に。あと二時間は放して貰えないね」

審神者「うーん、そうだね…二時間か…あの狐とはしばらく顔合わせたくないし、だからと言ってずーっと黄色い声聞いてるのもなぁ…」

加州「こんのすけだってば」

大和守「主、普段は『元気な子供の声はずっと聞いてても飽きない』って言ってるじゃない」

審神者「それは時と場合によるの」

大和守「なんだよー、それ。僕厠行ってくる」


茶をずっと啜っていたからか、大和守は会話の途中にも関わらず部屋を出て行く。
審神者はうーん、としばらく唸って、観念した様に零した。


審神者「完全に私利私欲だけど…まあ、いっか。聞かれても困るしね」

加州「？」


不思議そうな顔をした加州をよそに、審神者は目を閉じて何かを唱え始める。
そして審神者が目を開けた瞬間、乱達の声が遠くに行ってしまったかの様に聞こえなくなった。


加州「あれ？これって…」

審神者「そう。結界張らせて貰ったよ。加州ならいっかと思って」

加州「わ、あの結界の中にいんの？俺だけ特別？やった」


加州は嬉しそうに小さくガッツポーズをして襖をコツコツと叩く。完全に閉め出された大和守のことなどはすっかり忘れているらしい。
そして審神者は加州に向き直って話し始めた。



〜追記〜

テストが水曜日にあるけどおべんきょ手につかない＼(^o^)／
こっからだいぶ会話文。ベリーベリー会話文。

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