夜の短刀本丸ツアー ページ17
そして。
お供狐「ん？如何致しました？」
貴方「別に」
平野「こちらが来派の方々の部屋…あ、あちらが厠です」
結局、短刀数人+鳴狐で夜の本丸ツアー。
貴方「へぇ…」
適当に返事をするA。
それもそうだ、あの二人に手合わせのお願いをするだけのつもりだったのに、十名程でぞろぞろ行進しているのだから。
ってか眠い。
夕飯食べて、風呂入って、暴れて、起きて今…って事はかなり時間も経っているはず…
そう思っていると、うっかり足元への注意が逸れてしまったようで、五虎退が危ないと叫ぶ。
貴方「あ」
やべえ、頭から転落直行コース。
おだぶつおだぶつ。
縁側から足を滑らせ、側頭部から地面へ落下…
と、思いきや。
？「…おっと、危ないよ…夜は気を付けなきゃ」
粟田口の誰でもない、誰かの声が耳元でした。
体が支えられ、吐息が髪にかかる。
目を凝らしてみると、そこにはにっかり青江の姿があった。
これは。
はっきり言って、こいつは生理的に受け付けられない。
青江「全く、ちゃんと足m」
貴方「離れろ変態いぃぃぃいいいい!!!!」
奴が言い終わる前に、Aは青江の頬を捉えた。
Aの右ストレートが青江の顔にめり込む。
華麗な曲線を描きながら、その変態は庭へと転がって行った。
貴方「息かけんな汚らわしい！【ピー】!【ダショーン】!【セダーン】!」
お供狐「お、おやめくだされ！短刀の皆様が…」
消音のオンパレード。
あまりの過激さに、お供の狐が短刀の精神面を考えてAを止めた。
既に短刀達は涙目。
青江「うーん…キケンな香りがするねえ、こんな夜に…刺激が強過ぎるよ」
相変わらず減らない青江の口。
そして言い回しがいちいち気持ち悪い。
貴方「次は？」
とりあえず青江は放置し、なだめるように短刀の頭を撫でておくと、Aは案内を促す。
乱「え、えーっと…あっちが左文字兄弟の部屋」
乱が指差した先の廊下には、大きな穴があった。
これはあれだ。
さっき私が空けた穴。
これは流石に黒歴史になるな…
そしてそのそばには、その床の修理をする蛍丸がいた。
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そこら辺の水溜まりの水@不味い水(プロフ) - 作品を読もうと画面を見るとグロ画像がありしょっぱなから精神を抉られた、慰謝料を寄越せ (2018年5月12日 21時) (
レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 御影さん» 包丁藤四郎!?そんな刀があるのですか…知りませんでした((((；ﾟДﾟ))))大丈夫です、なっちまってません← (2016年9月22日 21時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 先日徳川美術館で見てきた包丁藤四郎を思い浮かべてしまいましたよ(^-^;一応この話自体は簡潔してるみたいだしこれから読み始めるところなので(←おい)あり得ないでしょうが包丁藤四郎になっちまってるのかなぁー、と妄想しました！ (2016年9月22日 17時) (レス) id: a473325dfe (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - りなほ@多忙さん» なにこの会話！！めちゃ入りたかった！！ (2016年2月9日 19時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 綺羅さん» …続きはメールでしましょうねー (2016年2月6日 7時) (レス) id: a309352d54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りなほ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年10月31日 13時
