<下ネタの気配を察知> ページ11
桶を持ち、Aは廊下をげっそりとした表情で歩いていた。
桶の中には浴衣、タオル、そして包丁。
審神者に『お風呂がてら包丁の手入れしておきなよ!』と言われたが、風呂に砥石とか置かないよな、普通。
ちなみに数分前。
次郎太刀に捕まってしまったAは、夕餉が終わるまでずっと次郎太刀に付き合わされていた。
歓迎会などと言って周りの奴らもガバガバ飲み、挙句の果てに次郎は、
「じろちゃんのいいとこ見ってみたい!それイッキ!イッキ!」
などと周りに囃し立てられ、宴会のような出し物を見せてくれた。その後完全に酔い潰れてたけど。
まあでも、彼女には感謝しなければならない。
他の奴らと話しやすい環境を作ってくれたから、おかげで刀剣達の顔と名前は大体覚えられた。
みしみしと音を立てる廊下。
この辺、木が傷んでるのかな?なるべく避けて通ろう…
考えていると、目的の場所に着いたようだ。言われた通り廊下の突き当たりにあった扉を開けて、脱衣所に入る。
Aはすぐに服を脱いでタオルを体に巻き付け、桶を持って更に奥の扉の向こうに行った。
そこには、大きくて綺麗な露天風呂。
貴方「…おぉ…」
つい感嘆の声を漏らすと、早速Aは湯に入った。ちょっと熱いけれど、これはこれで気持ち良い。
長風呂しようかな…などと思っていると、脱衣所の方から突然声が聞こえた。
驚いて聞き耳を立てる。
この声は確か…
獅子王「俺らが一番風呂か?」
浦島「んー多分?…って、あれ?もう誰かいるぞ」
獅子王と浦島虎徹だ。
獅子王「本当だ、服がある。誰だ?」
浦島「あ!この服、今日新しく来た…」
獅子王「Aか!」
浦島「そうそう!」
分かったら早よ出てけ
獅子王「じゃあ丁度良いな!一緒させて貰おうぜ!」
ふざけんなよ獅子王てめぇ
浦島「おう!」
浦島てめぇもか
獅子王「にしても、こんな服…見たことねえな」
衣服を漁るな
浦島「うん…あ、コレなんだ?胸当て?」
獅子王「それにしては柔らか過ぎないか?」
やめろや
それ多分鎧じゃなくてブラジャーや
獅子王「胸当てだったとしても、この二つの浅い皿みたいな物は何だ?」
浦島「そんなにマッチョだったっけ?」
パッドだろそれ
マッチョじゃねぇ
胸小さくて悪かったな畜生
〜追記〜
一通り書き上がったのに操作ミスで消してしまった為、ヤケクソになり文章が雑です。
369人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そこら辺の水溜まりの水@不味い水(プロフ) - 作品を読もうと画面を見るとグロ画像がありしょっぱなから精神を抉られた、慰謝料を寄越せ (2018年5月12日 21時) (レス) id: 30224d1d1f (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 御影さん» 包丁藤四郎!?そんな刀があるのですか…知りませんでした((((;゚Д゚))))大丈夫です、なっちまってません← (2016年9月22日 21時) (レス) id: 762ecccfb8 (このIDを非表示/違反報告)
御影 - 先日徳川美術館で見てきた包丁藤四郎を思い浮かべてしまいましたよ(^-^;一応この話自体は簡潔してるみたいだしこれから読み始めるところなので(←おい)あり得ないでしょうが包丁藤四郎になっちまってるのかなぁー、と妄想しました! (2016年9月22日 17時) (レス) id: a473325dfe (このIDを非表示/違反報告)
アヤミ(プロフ) - りなほ@多忙さん» なにこの会話!!めちゃ入りたかった!! (2016年2月9日 19時) (レス) id: dcc37d5cfe (このIDを非表示/違反報告)
りなほ@多忙(プロフ) - 綺羅さん» …続きはメールでしましょうねー (2016年2月6日 7時) (レス) id: a309352d54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りなほ | 作者ホームページ:
作成日時:2015年10月31日 13時