5話 ページ6
『迅、こっち片付いたよ』
迅「おつかれ〜名前」
通信機器から通信の音がする。
今日の防衛任務は玉狛と合同だった。
だが、確かに近界民の数は多いにしても、玉狛の戦力なら私はいらなかったのでは?と名前は疑問に思った。
迅「こっちは終わりました」
《迅と苗字は本部に直行しろ。
城戸さんがお前たちを呼んでる》
迅「ほぉ…本部直々に、この実力派エリートをお呼びとは!」
ガンっと後ろから飛んでくる蹴りに、実力派エリートはよろめいた。
『苗字、了解』
酷いよ〜名前〜と言う迅を置いて、名前は本部に向かって走り出した。
本部に着く頃には、迅も追いついていて、こんなヘンテコな実力派エリートでもやはりS級なのだなと思った名前だった。
「あ!迅さん!名前さん!」
と仔犬のように近づいてくるのは最近グングン実力を伸ばしてる緑川駿、とっても人懐っこく可愛いやつだ。
『駿、久しぶり!また強くなったんだって?今度勝負しよっか』
その言葉に駿はキラキラと顔を輝かせて!
絶対だよ!と走って行ってしまった。
玉狛の迅だ
なんで名前さんと一緒に…
ヒソヒソ話される声に、名前はイラつきを覚えていた。いつもはこのようなことではイラついたりしないのに、今日は自分でもわかるほど機嫌が悪かった。
迅が沢村さんにセクハラしてる隙に先に上に行こうとしたものの、さして距離は開いてなくて結局会議室に着いたのはほぼ同時だった。
迅「迅悠一、お召しにより参上しました!」
『苗字です。失礼します』
この暗い雰囲気の会議室に、よくここまで元気に発言できるものだと呆れ返った名前は城戸の横に立つ三輪を見つけた途端に、根付や鬼沼田の後ろを通り三輪の横までやってくる。
三輪「おつかれ…名前?、」
三輪が言葉を発するのとほぼ同時に、名前は三輪の袖口部分をギュッと掴んだ。
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ?三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ? (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…!誤字…アイカさんありがとうございます!すぐに修正します!! (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います!ありがとうございます\(^o^)/ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめ | 作成日時:2015年8月12日 4時