42話 ページ47
『もしもし〜おはよ♪』←昼も過ぎてます。
訓練時とは打って変わって子供っぽい無邪気な笑顔に変わる名前にその場にいた全員が気付いていた。
《昨日の約束、覚えているか?》
『もちろん!!ご飯だよ、楽しみにしてたんだよ?!早く会いたい〜』
ここから少しヒソヒソ←
三雲「宇佐美先輩、苗字先輩の電話の相手って…」
宇佐美「ん〜、多分風間さんか三輪くんのどっちかだと思うんだけど…」
烏丸「いや、あれは風間さんでしょ」
三雲「(苗字先輩って、あんな子供っぽい顔もするんだな…)」
『うん、わかった!それじゃ今から向かうね!』
スマホの画面を器用に操作するとポケットにしまう。
烏丸「名前先輩、デートですか?」
『へへ///大好きなお兄ちゃんとお出かけデートです///』
三雲「お兄ちゃん…?」
宇佐美「風間さんかぁ〜♪たのしんでね〜」
名前はありがと!と玉狛を颯爽と去っていった。
時刻も夕刻、綺麗な夕日が街を染める。
少し早歩きをしていた自分に気がつき、名前は歩くペースを落とす。
この道で、三輪にキスされたことを思い出す。
『あれがきっかけで、付き合ったんだっけ…』
時刻もほぼ一緒。
干渉に浸っているのもつかの間、自宅付近に到着する。
「名前」
ラフな格好をした風間を見つけると、迷わず胸の中へと飛び込んだ。
『蒼也くん、ごめんね』
風間はなにも言わずに名前の頭を撫でる。
『もう、絶対しないから。
みんなを傷つけたりしない、守ってみせる』
風間「そんなに気負うな、名前は三輪やボーダーのみんなを守っているんだろう?」
風間の胸から顔を上げ、ゆっくりと見上げると頷く。
風間から一歩離れようとする名前を、風間は後頭部を引き寄せ自身の胸へと再び誘導する。
風間「だったら、せめて俺にはお前を守らせろ」
『蒼也くん…、ありがとう』
名前はゆっくりと目を閉じた。
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名前ちゃんと唯一イチャイチャしていても三輪に許される相手、風間さん。好きです(真顔)
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ?三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ? (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…!誤字…アイカさんありがとうございます!すぐに修正します!! (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います!ありがとうございます\(^o^)/ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめ | 作成日時:2015年8月12日 4時