28話 ページ31
コツコツコツ
革のローファーがボーダー本部の床を鳴らす。
短いスカートから黒のタイツに包まれた細い足が軽快な足取りを露わにしている。
学校指定のセーターの上に、学校では禁止されているフード付きのパーカーを着て、これまた学校指定のブレザーを着用した少女はボーダー内では知らない人はいないだろうS級隊員。
「苗字さんだ！かわいい〜///」
「髪の毛サラサラ、肌白すぎ！」
「あんな彼女ほしいよなぁ〜///」
「ばっか！お前、三輪先輩に聞かれたら…！」
「名前！」
容姿端麗な彼女に声をかけるのは、A級隊員か上層部くらいだ。
『あ、准くん！』
A級五位、嵐山隊の嵐山准が立っていた。
嵐山「久しぶりだなぁ〜！」
嵐山は名前の頭を撫でる。
『嵐山隊と最近広報一緒にならないもんねw』
度々広報活動を共にしていた嵐山隊と最近は一緒に仕事をしていなかった。
あらゆるメディアから引っ張りだこの名前だが、その仕事量を全てこなす余裕はなかったため、名前のスケジュールに合わせてくれるメディアにのみ出演していたからだ。
嵐山「また一緒にテレビ出るか？」
『あはは〜、そう言って出演するとまたオファーの嵐だからやめておくよ』
名前は苦笑いをする。
嵐山「風間さんのお出迎えだろ？」
『うん、准くんは？』
嵐山「忍田さんに呼び出された、木虎と充、賢も後から来るはずだ！」
『そっか！木虎ちゃんもとっきーも佐鳥も最近会ってないな〜元気？？』
嵐山「おう！木虎もお前に会いたがってた、また作戦室にでも遊びに来いよ！」
じゃあな！と軽く手を挙げて嵐山は忍田の部屋へと歩みを進めていった。
『爽やかだ…』
そんなことを呑気に思っていると、本部に警報が響き渡る。
《門発生…門発生…遠征艇が着艇します…》
名前は笑みを浮かべると駆け出した。
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (
レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ？三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ？ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…！誤字…アイカさんありがとうございます！すぐに修正します！！ (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います！ありがとうございます＼(^o^)／ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2015年8月12日 4時
