24話 ページ27
『もしもーし』
《おい、お前いまどこにいるんだよ！》
開口一番、文句とも取れるその言葉に名前は微笑んだ。
『あれ？どちら様ですか？旧弓手町駅で負けた米屋陽介くんですかぁ？』
米屋《うっ…お前それ秀次に聞かれても知らねーぞ》
『大丈夫、んで？なに？』
米屋《いや、秀次の機嫌が悪りぃんだよ、今から三輪隊でメシ行くけどお前も来いよ。ていうか来てくれ！》
三輪のご機嫌を取れるのは名前だけなのは、ボーダーの正隊員なら誰もが知ることだった。
『ん〜わかった。行くよ、どこ？うん、りょーかい、じゃね！』
電話を切り、振り返ると四人がこちらを見て待ちわびていた。
迅「行くのか？」
『うん、彼氏のフォローは彼女の役目でしょ？
玉狛に顔出すのは、また今度にするわ』
迅は名前の頭を撫でた。
『空閑くん、さっきは覗いちゃってごめんなさい、相手の記憶とか読み取れるの私のSE』
空閑「さっき迅さんに聞いた」
空閑は(´ε｀ )な顔をした。
『私ね、近界民が嫌いだった。ずっとずっと憎かった。でもね、君がユーゴさんの子供で私たちの敵じゃないなら、私も君の敵にならないよ』
名前は空閑の瞳を見つめる。空閑も見つめ返す。
空閑「ふむ、嘘は言ってないな」
よろしく、と空閑は手を差し出した。
名前は驚きながらも、『ユーゴさんと同じSEなんだね』と笑いながら手を握り返した。
［こんにちは、苗字。わたしはレプリカ、遊真のお目付役だ］
突然現れた炊飯器のような黒いトリオン兵に驚きながらも、名前は『よろしくね、レプリカ』と微笑んだ。
『それじゃ、私いくわね！またね、迅、三雲くん、空閑くん、千佳ちゃん！』
かけていく背中を見送る四人。
が、急に名前は立ち止まり振り返る。
『じーん！小南ちゃんによろしく言っといて！』
とまたかけて行った。
迅「あー、小南が名前に遊びに来いって伝えろって言ってたの、伝えるの忘れた…」
ま、いっか。と四人も玉狛へと歩みを進めるのだった。
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rina214skt2(プロフ) - アイカさん» あ、あはははは←タイトル、三輪くんの彼女は風間さんの嫁ですに変えようかなwww (2015年9月14日 8時) (
レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - あれ？三輪君の彼女なのに風間さんの嫁に見えてきたなんでだ？ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» はっ…！誤字…アイカさんありがとうございます！すぐに修正します！！ (2015年8月25日 1時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 武が悪いじゃなくて分が悪いですよー (2015年8月25日 1時) (レス) id: 0cd967d7be (このIDを非表示/違反報告)
rina214skt2(プロフ) - アイカさん» またお話思いついたら書きたいと思います！ありがとうございます＼(^o^)／ (2015年8月12日 14時) (レス) id: e1a54c24f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめ | 作成日時：2015年8月12日 4時
