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[忘れられてそうなので]
寺島結梨
高3。Aの彼女(フリ)。Aの性別を知っている。
ずっと出そうとは思ってたんですけどタイミングがなくて…!(土下座)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「一ノ瀬くん、呼ばれてるよー!」



「え?あぁ、ありがと。」



クラスの女子に言われ、教室のドアに向かう。



「!珍しいね、訪ねてくるなんて。」



寺「まぁね。A、今日部活待っててもいい?」



「寺し…結梨、部活無いの?」



寺「うん、もう落ち着いたから。それに春高始まるでしょ?だからA忙しくなるかなと思って!」



良かった、私も話したい事あるし。



「分かった。あと、話したい事があるんだけど…」



寺「!…分かった、じゃあどっか寄って帰ろうか!」



結梨…って呼ぶのはやっぱりなれないから寺島先輩って呼ぼう。



付き合い始めてから、寺島先輩について分かった事がある。



廊下で会った時の印象とは全然違うってこと。



もっと優しくて、明るくて…



男だったら惚れるんだろうなって心から思う。



だからこそ、そんな先輩にこれ以上嘘はつけない。



「一ノ瀬、どうなんだよ寺島さんって!?」



クラスの男子が肩を組んでくる。



「どうって…」



「高嶺の花だぜ!?気にならない訳ないだろ!」



「別に…凄く優しい人だよ。」



「のろけか!?のろけなのか!?」



「そんなんじゃねーって!」



本当に優しすぎる人だ。



だから、こんな関係はもう終わらせないといけない。






「「「お疲れっしたー!」」」



田「っしゃ終わったー!」



澤「坂ノ下商店にでも寄って帰るか?」



菅「良いね、俺肉まん買おうっと。」



「あ、すみません。俺人待たせてるので、今日は帰ります。」



西「何だ?寺島さんか?」



日「というか学校では俺なんだな!」



「まぁな。それじゃ、お先に失礼します。」



寺「A!」



「お待たせしてすみません。」



寺「!…ううん、大丈夫。それじゃー行こっか!」



自然に手を繋がれる。



寺「ファストフードで良い?」



「もちろん、大丈夫です。」



店に入りしばらくすると、注文した飲み物が運ばれてくる。



寺「それで、話って?」



「…単刀直入に言うと、」







「…俺と、別れてくれませんか。」

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真琴(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます!亀更新ですが精一杯頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!返信遅くなってしまい申し訳ありません...! (2019年1月3日 0時) (レス) id: f359aee221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続きがめっちゃ気になります。更新頑張ってください! (2018年9月9日 7時) (レス) id: 3aa826c620 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:真琴 | 作成日時:2017年2月1日 23時

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