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【及川side】
黒「及川ー。」
練習が終わり、部屋に戻ろうとしたとき黒尾くんに呼び止められる。
及「なに？」
黒「ちょっと話そーぜ。もう他のやつも誘ってあるんだ。」
何の話かは知らないけど、まぁいいか。
一応この後、今日の練習の確認しなきゃだし。
及「ごめん、これから今日の確認しなきゃでさー。」
黒「…ふーん？確認、ねぇ…」
及「…なにさ、しちゃ悪い？」
黒「いーや、別に？」
そう言って黒尾くんが口角を上げる。
黒「Aチャンの話、なんだけどなーと思って。まぁ時間ないんだもんな、しょうがないか…」
及「行く。」
黒「ん？」
及「だから、行くから！確認ならいつでもできるし！」
まんまと黒尾くんにはめられた気はするけど、そんな事はどうでもいい。
Aの話、なんて言われたら行かない訳にはいかない。
黒「…よし、それじゃ行くか。もう他のやつは来てると思うぜ。」
そう言って連れてこられたのは黒尾くんの部屋。
そこにいたのは…
及「烏野のメガネくんと赤葦くんと…国見ちゃん!?」
なんでここに!?
黒「んじゃ、さっそく。」
黒「…お前ら皆、Aチャンの事、好きなんだろ？」
「「「「！」」」」
なるほど…それでこのメンバーか。
及「…だったら？」
赤葦くんなんかは当然知ってたけど、まさか国見ちゃんも好きだったなんて…
黒「いや、色々聞かせてもらおうかなーと思ってよ。」
月「…なんで僕達が黒尾さんにそんな話しなきゃいけないんですか。」
黒「いや、ただの好奇心だからしなくてもいいけど。でもAチャン人気だからさ。」
黒｢うかうかしてたら奪われちゃうんじゃねーの？｣
赤｢…それはそうかもしれませんね。ですがそれと黒尾さんに話をするのは関係ないでしょう。｣
黒｢だから、ただの好奇心だって。｣
赤｢それに…少なくとも俺はAのこと、そういう風に見てないですから。｣
黒｢え、そうなの？なんだ、俺の勘違いか…｣
赤｢えぇ。だから…3人とも、頑張ってね。｣
そう言って赤葦くんが出ていく。
黒｢んで、本題はここからなんだけどさ？｣
黒｢明日、合宿最後の夜って事で肝試し大会すっから。Aチャンと一緒のペアだと良いねー？｣
国｢は？肝試し大会…？｣
黒｢ま、詳しいことは明日説明すっから。楽しみにしてて。｣
合宿最後の夜。
肝試し大会。
…明日、勝負に出よう。
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真琴(プロフ) - ゆりりんさん» ありがとうございます！亀更新ですが精一杯頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！返信遅くなってしまい申し訳ありません...！ (2019年1月3日 0時) (
レス) id: f359aee221 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続きがめっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2018年9月9日 7時) (レス) id: 3aa826c620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：真琴 | 作成日時：2017年2月1日 23時
