感情を失った神様と神に恋をした人間 [wrwrd][男主]

第二十五話 その言葉を信じてるよ ページ48

Aside

gr「だから､俺達を信用してくれないか?…敢えて言おう､俺達はお前を信用している｡」

…此処にいて良いの?兵器だよ…化け物なんだよ?

感情も無いのに…無表情なのに?記憶も無いのに?…何も…無い僕を…

信用してくれるの?信用して良いの?…とても､真ん中が温かい｡

ut「…今言う事じゃ無いかもしれんけど｡」

os「どうしためう?」

ut「僕は多分､こん中で一番便りないねん｡せやけど…相談とかされたら､

こん中の誰よりも真剣に受け止め考えるから何時でも相談してな?」

鬱さん…優しいな｡

kn「鬱の癖に良い事言うなやw」

ut「んだと､こんチワワ」

kn「あぁ!んだとこん無能!」

…また言い合いが始まった｡言い合いが好きなのかな?

…真ん中に感じるこれは何だろう?

gr「此処に居ると楽しくて仕方ないだろう?」

…これは【楽しい】って言うんだ｡

『…とっても』

gr「ﾌｯ…きっとこの先､まだまだ楽しい事が沢山あると思うゾ?」

…それは【楽しみ】だ｡…僕は未だに､感情は要らないと思ってる｡

…本当に要らないのか分からないけど､何時か取り戻さないといけない｡

その時僕は…どんな行動をするんだろうな｡

Noside

ーAは【創造神レイアの感情】の一部【楽】を取り戻しましたー

ー創造神レイアは我々国の総統と幹部達の守護神になりましたー

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