8 ページ9
「おい」
『…』
「傑、何アレ」
「悟に無理矢理キスされたから物理的に距離とってるらしいよ」
「クズじゃん五条」
傑が言ったように私は五条にキスされた日から距離を置くようにしている
噛むだけじゃなくてキスまでしてきたんだ。
それくらいして当然でしょ?
「…お前さぁ、」
『…何』
ジリジリと近づいてくる五条
背中に壁が当たらないよう、上手くかわしながら返事をした
「そうやって抵抗すんの逆効果って分かんねぇの?」
『は?』
すると一瞬のうちに五条は私の傍まで来て私を持ち上げた
そしてまた一瞬で五条の部屋に飛ぶ
…ん?五条の部屋に…?
『ちょ、っと!何してんのッ!』
五条が瞬間移動出来るのをすっかり忘れていた
お陰で呆気なくベッドの上に押し倒されてしまう
あとちょっとで授業始まんのに…っ馬鹿じゃないの、!?
「逃げられたら追いかけたくなるもんなんだよ、男は」
よく覚えとけ、と言いながら私の首元に顔を埋める五条
あ、傑が言ってた“嗜虐心”ってこういうことか
多分抵抗しても無意味なのでここは大人しく噛まれよう
キュッと手に力を入れてこれから来る痛みに耐える準備をした
すると
「ん、」
『っ!?』
ぬる、と首筋を伝う熱い舌
予想外の感覚にビクリと身体が震えた
1650人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピンス(プロフ) - バチくそドキドキした…夏油… (3月25日 23時) (レス) @page14 id: a7fb103bed (このIDを非表示/違反報告)
クリス(プロフ) - 最高! (2021年11月1日 5時) (レス) id: c781421ae5 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
れんか - 五条さんの攻めやば…最高! (2021年2月27日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 設定が奇想天外過ぎて大好きです。 (2021年2月21日 19時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:翡翠 | 作成日時:2021年2月21日 12時