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『うわ、!あー!また負けた!悔しいぃぃ!!』
「はは、でも術式ありならAが勝ってたさ」
『…優しいな〜傑は』
傑は尻もちをついた私に手を出して起き上がらせてくれた
今は体術訓練中
術式ありなら五条が一人勝ちしちゃうからハンデで術式無しの体術をしていた
傑はほんとお兄ちゃんにしたい男No.1だよ…
「おい次俺とだろ、早くしろ」
『えー…もうすんの?』
「早くしねぇとボコんぞ」
『怖…五条のボコるってもはや半殺 しなんだよね…』
傑に『ありがと、またお願い!』と頼んで五条の方へ向かった
ていうか五条には術式あっても無くても絶対勝てないんだよなー…
「準備いい?じゃあよーい…スタート」
硝子の合図と共に駆け出す
五条から距離詰められたら絶対勝ちはないから先に仕掛けた
近づいて殴ったり蹴ったりするけど全部ひょいひょい躱される
屈んで低い体制で懐に入り足払いをすると五条は私の肩に手をついて頭上を一回転した
その手を掴んで鳩尾に拳を入れようとしたら逆に掴まれて
『ぅわッ…!』
「はっ、俺の勝ち」
あっという間に地面に背中が付いた
また負けた…
これで何度目か分からない
やっぱ強いなー…
私を押し倒した状態で鼻で笑う五条にイラッとするけど強いとこは同級生ながら尊敬している
『はいはい、負けましたから退いて下さいー』
「………」
『…?五条、退いてって……ッ!?…いっ…!!』
鎖骨付近にガリッと聞き慣れてしまった音がした。
この…っ
流れる血を五条が舐めとった時、舌が噛み跡に触れてピリ、とした痛みが走る
『…っ、』
声が出そうになるのを抑えるので精一杯だった
そんな私を見て五条は面白そうに眼を細める
ッ腹立つ…
その後、悟は硝子と傑にボコられてた
ざまぁ
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クリス(プロフ) - 最高! (2021年11月1日 5時) (レス) id: c781421ae5 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年5月28日 9時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
れんか - 五条さんの攻めやば…最高! (2021年2月27日 1時) (レス) id: b5b9f86a00 (このIDを非表示/違反報告)
緑の白猫 - 設定が奇想天外過ぎて大好きです。 (2021年2月21日 19時) (レス) id: 41276e8159 (このIDを非表示/違反報告)
Yellow - いや攻めのごじょせん最高過ぎんか?? (2021年2月21日 16時) (レス) id: 5100a3c53d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:翡翠 | 作成日時:2021年2月21日 12時