続き ページ11
「つ、つまり今…君がAで、君が千空、ということになるのか…？」
「そういうこと」
「おぅ…なんか今の千空すげー気持ちわりぃぜ…」
まあ中身は私だしね
んー、口調とか寄せた方がいいのかな？
『まあ明日にでも治ってんだろ』
「ちょ、千空ちゃんAちゃんの姿で普段通り喋んないで〜…」
「んー、でも治し方も分かんないし放っておくしかないよね」
「…なんか千空優しくなったんだよ！」
足元で表情を明るくするスイカが可愛い
しゃがんで頭を撫でてあげるともっと嬉しそうにした
スイカは千空大好きだもんね
「…千空、君中身がAの方がモテるんじゃないか？」
『ククク、かもな』
村の皆に事情を話し分からないことは私の姿をした千空に聞くように説明した
最初は間違えて私に聞いてきたりしてたけど、夕方には皆慣れてきたのか間違える人はそう居ない
向こうの方で何やら難しい話をしている千空
ふと手のひらを見た
3700年前にはなかった沢山のマメや薬品でできた荒れ
それがなんだか愛おしくて優しく口付けた
『そーゆーことは元に戻ってからしろよ』
「！いたんだ」
『あ"ぁ』
細められた自分の翡翠を見て、急に真紅の瞳が見たくなった
…早く戻りたいな
「みんなのとこ戻ろう…ｯか！？」
『ｯ危ねぇ…！』
割と大きい石に躓いた
目の前にいた千空…いや私に倒れそうになる
あれ、デジャブ…
私達はまた倒れ込んだ
『いｯ…た』
ん？
今の声…
「ｯたく俺は一日に何回転ぶんだ…よ」
目の前には見たくてたまらなかった真紅の瞳
＿＿＿戻った
『よかったぁぁぁ…』
千空の姿がちゃんとあり安心して抱きつく
少しの間を置いて千空も私の背中に手をまわしてくれた
翌日
「おはよ〜…え、何あれどういう状況？」
「さっきからずっとああだ」
「次はそのアルコールをこっちのビーカーに移せ」
『自分でやった方が合理的だと思うけど…』
「昨日のアレでこっちはAが不足してんだ、我慢しやがれ」
『んー、それは私も一緒だからいいんだけどね』
その日千空はいつも以上に私に引っ付いていた
今も私を後ろから抱きしめている千空
片手で頭を撫でると擦り寄ってきた
…可愛い
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ゆうな - 千空かわよ、千空もらいたくなりますね (2021年4月6日 23時) (
レス) id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 石神千空が大好きな人さん» ありがとうございます、頑張ります。 (2020年5月27日 0時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
石神千空が大好きな人 - この続きめっっっっっちゃ気になります。更新頑張ってください！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: eedc890ee9 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - あやめさん» そんなに気になさってくれるんですね笑。 (2020年5月21日 22時) (レス) id: 6d324cbbf9 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - 最後の続きがめちゃくちゃ気になります！！更新お願いしまーす！！気になって夜も眠れない‥笑 (2020年5月20日 19時) (レス) id: 2cb5bf810d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翡翠
| 作成日時：2020年4月22日 23時
