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「そういう問題とちゃいます！
りかさん、自分が何言うてるか分かってます？
私、あなたのことが好きなんです、愛してるんです！
やのに、なんであの人と結婚勧められんとあかんのですか？
りかさんは付き合うてる相手、盗られてもええんですか？
また差し出す気いですか！
これ以上嫌いにさせないでください！！
『ルームシェア』？『ちょっと面白い』？
私やって！！」
私は過呼吸になりかけながら、叫んだ。
なんでまた私は、りかさんに譲渡されなくちゃいけないのか。
りかさんは私を抱きしめて、顔を合わせさせた。
不気味なまでに美しい笑顔をたたえていた。
「A、私はね、Aの一番の幸せを考えてるだけだよ。
悪い条件じゃないじゃない。泣かないでよ。
いちいち、揚げ足取らないで。
ルームシェアじゃない。同棲だと思ってた？
付き合うなんて一言も言ってないよ。
償う、って言ったのよ」
血の気が引く。
全ての意識が遠ざかる。
まだりかさんは笑っていた。
私は左手の薬指に嵌った「象徴」を抜き取って投げつけた。
りかさんは、私を落ち着けようとりかさんの使っている錠剤を、飲ませてきた。
私は冷静に戻りつつあり、過呼吸もだいぶ収まっていた。
私はもうこの部屋に居たくなくて、それ以上に誰かに会いたくて、まずおーくらさんに電話をした。
近々に連絡を取ったから履歴の一番上に居ったからだ。
おーくらさんは、出なかった。
当たり前だ。仕事かもしれない。
いや、わざと出なかったのかもしれない。
私はあの人を振ったことを、今更ながらに思い出した。
私は孤独だ。
りかさんのために、皆捨てた。
どうしよう。
翠ちゃんと信ちゃんには、とても連絡できない。
あんなに心配してくれていた二人に、とても無理だ。
最後は、よこやまさんの番号を押していた。
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ゆうみ(プロフ) - まーさんさん» 本当にありがとうございます！私もすごくお気に入りで自分でもたまに読み返します笑。最近あまり更新できなかったのでこれから少し頑張るつもりです。ぜひ読んでもらえればと思います。 (2019年10月25日 23時) (
レス) id: b00a6f057e (このIDを非表示/違反報告)
まーさん(プロフ) - はしめまして。この小説の全てが好みすぎて初めてコメントしました……！月並みな言葉しか書けませんがとにかく好きです！ってことを伝えたくて、、！ゆうみさんの小説全て好みなのでこれからも無理のない程度での更新楽しみにしてます！！ (2019年10月20日 19時) (レス) id: 880f5c4f88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうみ | 作成日時：2019年8月18日 9時
