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「…ヤンチャが過ぎたかぁ」
手配書を見て肩を落とせばジンベエが目を丸くした
「なんじゃ、お前さん嬉しくないのかい？」
「いや、強さに金額がついたみたいで嬉しいけど…
家族のために行った所業が批判されてるみたいでムカつく、気がする？」
「グララ、Aはおもしれぇな
だが賞金首っつうブランドがつくと、おいそれと突っかかれなくなる
雑魚に絡まれねぇって考えりゃいいもんだろ？」
カラカラと笑う白ひげの言い分に納得する
成る程、そんな捉え方があるのか
「確かに、それはいいものをつけてもらったね」
ふむ、と頷くと白ひげにグリグリと頭を撫でられた
この撫で方は結構好きだ
「暴れんのは結構だが無理はすんなよ？
お前はうちの1人娘なんだからなぁ」
暖かい体温に安心する
じんわりと言葉は脳に溶けていき、ふにゃりと笑った
「うん！」
島の匂いが鼻を掠めた
気温も低いし雪の匂いがするから冬島のようだ
実際は私が寝込んだときに次の島の姉妹島に着港したらしい
くそ、病原菌め！白血球さんに雑菌されてしまえ！！
あ、もうされてるか
「うわぁ寒い」
島に近づくほど吐く息が白くなり肌寒くなる
部屋から黒いコートを出していつもは出している足を黒タイツで包んだ
防寒しないと凍傷で死ぬからね
「相変わらず寒そうな格好だな、Aは」
甲板で近辺の海を見ているとサッチがココアを持ってきてくれた
それを両手で受け取りあったまる
「いつもよりは寒く無いよ？
次の島で靴は違うの買うつもり」
「冬島専用のブーツか？」
「そ、軽い素材のやつ
ナイフとか仕込めれられればなお良し」
「そうか、見つかるといいな！」
暫くあったかいココアを飲みながらサッチと談笑した
その間にも島の匂いがドンドン強くなっていく
「おーい！見えたぞ！！
次の島だ！！」
マストの見張り台から聞こえた報告にサッチとニンマリと笑い合った
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アイリス(プロフ) - コリーさん» こんにちは！そうでしたね！ご指摘ありがとうございます！ (2019年9月23日 21時) (
レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
コリー - くるクラさん» 初めまして！！コリーです！！ちなみにモモンガの一人称は私です！１ (2019年8月17日 19時) (レス) id: 3f85b3967d (このIDを非表示/違反報告)
くるクラ(プロフ) - 幸別愛友さん» ありがとうございます！とても嬉しいです！頑張ります (2019年7月18日 22時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 最っ高ー！もう最高としか言いようがない！面白い！続きすごく楽しみです！更新頑張って下さい！！ (2019年7月18日 21時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
くるクラ(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます。そう言っていただいてもう歓喜です！！小躍りしそうなくらいには嬉しいです！今後もどうかご贔屓に！ (2019年7月16日 21時) (レス) id: 7e8dc5ebed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるクラ | 作成日時：2019年7月16日 7時
