【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ10)

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第8話ページ10

Aside

時の政府に入って、数年後。

いつも通りに本丸で書類仕事や刀剣男士に頼んで剣術の稽古をしてもらっている。

そのおかげで練度の低い刀剣男士なら勝てるぐらいの力はついた。

ある日。

最近行った、ブラック本丸の逮捕についての書類を書いていると、こんのすけが来た。

こん「Aさん。澪奈さんからの伝言です。」

『澪奈さんが。なんだい？』

こん「今すぐに雄英高校に来て欲しいとの事です。」

『....分かった。』

こん「ちゃんと正門から入って欲しいそうです。」

『はあ、分かった。今すぐに行く。』

私は転送の門を雄英高校近くの廃墟に繋いだ。

『じゃあ、行ってくる。』

薬研「仕事か？誰か連れていくか？」

『じゃあ、安定を呼んできてくれ。』

薬研「大和守安定が近侍だったな。呼んでくる。」

数分後。

安定「じゃあ、行こう！主！」

『そうだな。じゃあ、行ってくる。』

薬研「気をつけてな。」

『ああ。』

私と安定は雄英高校に向かった。

『正門デカ。』

安定「どうするの？主。」

『許可証がないと入れないらしいんだけど。』

安定「帰る？」

『仕事じゃなかったら、帰ってる。』

正門前で待っていると、藍色の髪の女性が来た。

ミッド「時の政府の人ですか。」

『そうですが。』

ミッド「私はミッドナイト。ここの教師よ。」

『霧氷です。澪奈さんに呼ばれてきました。』

時の政府内や本丸内では、本名呼びを許しているが、公共の場ではHN呼びだ。

ミッド「その隣の人は？」

安定「僕？僕は大和守安定。扱いにくいけど、いい剣のつもり」

『私の個性なので仲間です。』

ミッド「そう。ならこれを付けて、着いてきて。」

私と安定は許可証を付けて、ミッドナイトに案内され、会議室に来た。

ミッド「連れてきたよ。」

澪奈「霧氷。タイミングいいね。」

根津「私はここの校長の根津さ。君はなんて言うのかな。」

『私は霧氷と申します。澪奈さんに呼ばれてきました。』

澪奈「根津殿。この子が護衛には適任だ。」

根津「そうなの？」

澪奈「私が腕を保証する。霧氷、構わないね。」

『はい。』

根津「なら、護衛を頼みたいんだけど。出来れば今からでさ。」

『私は別に構いませんが。私が時の政府の仕事が出来るように一部屋貸してください。』

根津「それなら構わないよ。ミッドナイト、仮眠室に案内してあげて。」

ミッド「分かりました。」

『では、失礼します。』

私はミッドナイトに仮眠室に案内された。