【ヒロアカ×刀剣乱舞】轟家の失敗作少女の個性は"刀剣乱舞" (ページ16)

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第14話ページ16

死柄木「俺たちの前に、黒いフードを被った金髪の女が現れた。そして、“オールマイトを倒したいなら、こいつらと組むといい。“って、言って去っていった。」

『へぇ。ならさ、あの脳無とかいう化け物はどうやって作ってるんだい。』

死柄木「それは先生の個性ALL＿＿」

黒霧「死柄木弔！目を覚ましてください！！」

死柄木「俺は今、何をしていた！」

『やっぱり、この自白剤はサシでしか使えないな。』

黒霧「死柄木弔、どうしますか。時間遡行軍と組んだのです。この女を倒して、オールマイトも。」

『時間遡行軍なら殲滅した。』

死柄木/黒霧「「は？」」

『悪いが元々こっち専門なんでな。』

死柄木「これ以上、長居しても不利になるだけだ。応援が来る前に逃げるぞ。黒霧。」

『待て待て、簡単に敵(ヴィラン)に逃げられても困る。』

私は右手の上に小さな氷の竜巻を発生させた。

『終わりなき氷の渦(エンドレス・アイス・ワール)』

私は右手の上に発生させておいた竜巻を地面に叩きつけて、大きな竜巻を発生させた。

死柄木「くっそ。」

黒霧「死柄木弔！」

敵(ヴィラン)の2人は氷の渦の中で騒いでいたが、気配が消えた。

『チッ。逃げたか。』

私は氷の渦を解除した。

博多【「あと、１分でUSJに着くばい。」】

【『分かった。』】

博多が呼んだ応援も来るのか。

先生方が来るってことは敵(ヴィラン)が来たのはここのみ。

私はさっき、半永久的に封印した脳無の元に歩いていった。

『お前はなんのためにバケモノになった。』

脳無(「俺は何がしたかったんだ。」)

『それは誰にもわからない。私は失敗作として生まれた。人間なんぞ最初は生きる意味なんて分からないんだ。』

脳無(「俺はただの敵(ヴィラン)だった。」)

『ならなぜ、そうなった。』

脳無(「ある日、All for oneに個性をもらった。その日から脳が動かなくなった。何も考えられなくなった。」)

『そうか。大変だったな。』

脳無(「なぜ、お前は共感するそっち側(ヒーロー側)の人間だろ。」)

『ヒーローも敵(ヴィラン)も変わらん。どういう正義を持って戦っているかだ。』

脳無(「そうだな。」)

『あぁ。』

脳無(「俺は戦いたくない。」)

『少し休め。』

脳無は話さなくなった。

『解除。』

私は脳無を封印していた氷に触り、解除した。脳無はそのままその場に倒れた

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夢主は個性柄、視界に入った他人と脳内会話出来ます