183話 ページ6
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その後は本当に色々大変だったんだ。
いくつかピックアップしてみると…。
まず、またルフィがやらかした。
メスカルサボテンっていう、幻覚剤を作るというサボテンを口にしてしまい、その場で暴れだしたのだ。
私が殴って気絶させたけど。
しかし、そんな事をしている間にも、容赦なくラクダと二人は進んでいたわけで、ゾロがルフィを引っ張る形で、私達は急いで先へと進んだ。
あとは…、そう、デカい蛙にも遭遇してしまい必死に逃げたんだが、その直後に今度は酷い砂嵐みたいな現象に会い、ラクダの足跡だけを頼りに進む事になった。
どうやら、それが出ていた間は二人と一匹は止まって待っていてくれたようで、無事合流することが出来た。
その後、今まで気絶していたルフィも目が覚め、男衆に散々蹴られることとなる。
そして時は戻り、現在。
すっかり辺りは暗くなり、月だけが綺麗に輝いていた。
ナ「夜になっちゃったわね…」
A「にしても昼と夜の温度差がすげェな」
そう、風が横から当たり、とても冷たい。
ビ「砂漠の夜は氷点下まで下がるから」
ウ「ニッキシ!!!氷点下ァ!!?」
そんな会話を続けながら、足を進めているとついに遠くの方に明かりを見つけた。
サ「着いたのか!?"ユバ"に!!」
ル「砂が舞っててよくわかんねェや…!!!」
確かに…。
夜になると、昼間とは違った面倒な事が沢山ある。まァ、昼間大量の砂に会った時に比べれば…という感じだ。
その瞬間、何かを感じた。
A「…地響きか…!?」
その私の一言にビビも慌てた様子を見せる。
ビ「…町の様子がおかしい…!!!
砂嵐っ!!!!
ユバの町が砂嵐に襲われてる!!!」
町全体を覆うようにしてあるその砂嵐はとてもつもなく大きく、そこ一点を狙っているかのようだった。
しばらくした後で砂嵐は消えたが、目の前の状況に驚きが隠しきれないビビは「そんな…」と呆気に取られていた。
ゾ「こりゃひでェ…………!!あのエルマルって町と大して変わんねェぞ………!!」
A「人の気配があんまりしねェ…オアシスというかもはや…」
私はそこまで言うとハッとして、その先を言うのをやめた。
いかん、ビビを追い込むことになっちまうところだった。
サ「そうだ ここはオアシスじゃねェのかよ
ビビちゃん…!!」
ビ「砂で地層が上がったんだ…オアシスが飲み込まれてる…!!!」
その時前方から声が聞こえた。
？？？「旅の人かね」
誰だ。
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キイラ(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり、申し訳ありません！私もお気に入りの主人公ちゃんなので、またどうか見守ってあげてくださいませ…！更新頑張らせていただきます！！！ (2018年5月29日 13時) (
レス) id: 5d9384d76e (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - part１からみてきました！黒髪ショート、男口調、殴る蹴るで戦う・・・めっちゃ私好みの小説なんで更新頑張ってくださいね！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラ | 作成日時：2017年5月27日 10時
