188話 ページ11
・
ビ「やめてよ!!!そんな言い方するの!!!今度言ったら許さないわ!!!今それを止めようとしてるんじゃない!!!
反乱軍も!!国王軍も!!!この国の人達は誰も悪くないのに!!!なぜ誰かが死ななきゃならないの!?
悪いのは全部クロコダイルなのに!!!」
ビビは余程興奮しているのか、ハァハァと息を荒らげる。
次の瞬間だった。
ル「じゃあ何で
その言葉と同時にルフィはビビの顔を思い切り殴った。
周りからは制止の声が上がるが、とても二人に届いている様子はなく、二人の言い争いはヒートアップするばかりだった。
その様子をAは動じることなくじっと見つめていた。
…ルフィもちゃんと考えてたんだな。
そんな事を思いながら…。
一方で、ビビとルフィは、ビビがルフィの上を跨ぐようにし、そのままルフィの両頬を連続で叩く。
ルフィはそれを耐えながら更に声を荒らげて言う。
ル「この国を見りゃ一番にやんなきゃいけねェことくらいおれだってわかるぞ!!!」
ビ「なによっ!!!」
ル「お前なんかの命一個で賭け足りるもんか!!!」
ビ「じゃあ一体何を賭けたらいいのよ!!!
他に賭けられるものなんて私 何も…!!!」
ビビがそう言ったところで、ルフィはビビの攻撃を抑えるように、起き上がってビビの両肩を掴んでから叫ぶ。
ル「おれ達の命くらい一緒に賭けてみろ!!!
仲間だろうが!!!!」
その言葉にビビはハッとして涙を浮かべ、口を抑える。
ル「…なんだ 出るんじゃねェか
涙
本当はお前が一番くやしくて あいつをブッ飛ばしてェんだ!!」
ルフィは飛ばされた麦わら帽子を取り、砂を払いながらそう言う。
ビビはとめどなく溢れる涙を堪えきれずにいた。
そして、ルフィは意を決した様に言う。
ル「教えろよ
クロコダイルの居場所!!!」
…その言葉に私は思わず苦笑いをしてしまう。
ルフィもビビの気持ちを考え、どうしたらいいのかを考えていたのだ。
…いつの間にこんなに成長してたんだか…。
・
ー作者の雑談ー
やっと！十八巻が終わりましたよ!!お待たせしました、という感じです。はい。
明日はおそらく更新しないと思います。すみません…。英検が明後日あるもので…。ははっ。
…修正はもしかしたらするかもしれません！
という訳で(？)また後日！
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 95人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キイラ(プロフ) - 八雲さん» 返信遅くなり、申し訳ありません！私もお気に入りの主人公ちゃんなので、またどうか見守ってあげてくださいませ…！更新頑張らせていただきます！！！ (2018年5月29日 13時) (
レス) id: 5d9384d76e (このIDを非表示/違反報告)
八雲(プロフ) - part１からみてきました！黒髪ショート、男口調、殴る蹴るで戦う・・・めっちゃ私好みの小説なんで更新頑張ってくださいね！ (2018年1月23日 18時) (レス) id: 156f742ab7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キイラ | 作成日時：2017年5月27日 10時
