あなたの味方【リコ嫌、われ】

2話証拠 ページ3

そして、屋上には私とリコが残った。

A「リコ、私はリコの味方だよ」

リコ「A…」

A「ちゃんと証拠だってあるよ」

　私はさっき、録音したのを流した

リコ「A、、ありがとう」

A「リコ、泣いてもいいんだよ…って言いたいけど何、盗み聞きしてるのよ





　テツヤ、大我」

黒子「ばれちゃいましたか」

A「ばれてるよ」

火神「カントクは無実って事かよ!」

A「大声禁止。私の家に行こう」



　桜坂家、

A「お茶、どうぞ」

リコ「あ、ありがとう…」

火神「……(ｶﾁﾝｺﾁﾝ」

黒子「Aさんの家はお金持ちなんですね、」

A「私は、桜坂財閥の次期当主なのよ」

リコ「えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!あの、有名人気ブランド『cherry』を経営してる!?」

A「まぁ、落ち着いて。今後の予定を話すよ」

黒子「予定、ですか?」

A「そっ、テツヤと大我は順平達側にいて」

火神「んでだよ!!」

A「情報収入だよ。次に何をやって来るかによってこちらも対応する」

リコ「なるほど、、」

A「それから、リコは明日から部活禁止ね」

リコ「何でよ!!」

A「行っても、烏山が監督をやってるでしょう。それも、下手くそな」

黒子「可能性はありますね」

A「だから。分かった?リコ」

リコ「……(ｺｸﾝ」

A「烏山の情報も欲しいから…そうだな、あ!筒井ー!!!」

筒井「お嬢様、何か御用ですか?」

A「烏山財閥って知ってる?」

筒井「烏山…?あぁ!!知っていますよ!とても評価の低い財閥ですよね」

A「なら!烏山財閥の裏について調べてくれる?」

筒井「かしこまりました。」

A「あと、上履きを一足用意してくれる?今すぐに」

筒井「確か、倉庫に予備がありましたので取ってきますね」

A「お願いします」

火神「何で上履きなんだよ」

A「明日から『粛清』という名の『苛、め』が始まるわ。

リコの上履きは使い物にならないよ」

黒子「また、繰り返されるんですね」

A「……うん」

リコ「(また?どういう事かしら)」

A「今日はここまで。リコは泊まっていきな。テツヤと大我は、榊に送らせるよ」

黒子「大丈夫ですよ。まだ明るいので」

A「そう?なら気をつけて帰ってね」

火神「また明日」

黒子「お邪魔しました」



　

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