『もしもしポリスメン、家にイケメンが不法侵入してます」（ωrωrd!）

三十二話☆ ページ34

フルーツサンドを手に食堂へ戻れば各々食事を始めていた

rb「あ、おかえり〜、Aちゃんの分取っといたで」

『ありがとう!あ、ゾム。サンドイッチどうかな』

zm「んぐ?..ﾓｸﾞﾓｸﾞ..ｺﾞｸﾝ
具が入っとると普通に食えるな
このサンドイッチめっちゃ美味いで!!」

『そっか!それなら良かったよ』

なるほどサンドイッチは具があるから食べれる...
ならハンバーガーとかも好きかな?
次はトマト系に挑戦するか

ut「Aちゃ〜ん、このフルーツサンドどこ置いたらええ?」

『あ、片付いたお皿片すのでこちらに』

ut「はぁーい」

ことん、と置かれたフルーツサンドに皆が注目する

tn「これはなんです?」

『ホイップクリームと果物のサンドイッチです』

gr「甘いのか!?」

きらきらと目を輝かせ身を乗り出すグルッペンさん
オスマンさんやロボロさんもソワソワしている

『うん、甘いものだよ』

そう聞くや否やひとつ手に取り大きな口でかぶりつく。




gr「〜ッッ!!...美味いゾ!!」

それに続きオスマンさん達も頬張り始める

os「..美味しい!!」

rb「っホンマや!
この甘酸っぱい赤いのと白いふわふわがめっちゃ合う!!」

『おぉ、ロボロさん食レポ向いてそうだね』

少し笑いながら他の人を見れば
コネシマさんが口の横からクリームをはみ出させべちゃべちゃになっている。

『あーあーあー』

思わずティッシュで拭いてあげればにぱぁっと
嬉しそうに笑うコネシマさん
この人は世話を焼かれるのが好きなのかな?
どことなく小さな少年を相手してる気分になる。
ふと裾をクイッと引かれ振り返れば
口の周りをクリームで汚したチーノくんとショッピくんが居た

ci「これすっごい美味しいです!」

ニコニコと昨夜と変わらない笑顔を向けてくる
仕方なく口を拭いてあげれば満足そうに笑うチーノくん
君ね、身長高いから拭くの大変なんだよ
屈んでくれたのは嬉しいけど
顔のクリーム絶対自分で気がついてたよね??


shp「俺、普段あんま飯食わへん方っすけど
Aさんのご飯はめっちゃ美味しいです」

『そっかそっか、ありがとね』

流れで口を拭いてあげれば気づいていなかったのか
少し顔を赤らめ

shp「...あざっす」

『いえいえ、あっ..思わず敬語崩しちゃったけど良かったかな?』

shp「あぁ、全然いっすよ
...てか多分Aさんに敬語崩されて
嫌な人ここにおらんと思います」

『そうなのかな..?
確かにずっと敬語じゃ固いかもね』

少し、距離を詰めてみよう
空いていくお皿を片付けながらそう思った。

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