二十一話☆ ページ22
顔を隠し逃げるようにその場を後にし
皿を洗う、この量はさすがに骨が折れるな...
ほぼ無心で洗っていると声をかけられる
em「Aさん、よければお手伝いしますよ」
ニコニコと柔らかい笑みを湛えている
よく見れば白目ではなく限りなく白に近い目の色のようだ
少しオパールのような虹彩が綺麗だ。
『ありがとうございます、ではお言葉に甘えてお願いしてもいいですか?』
em「えぇ」
2人で洗うには少し狭い流し台に積まれた皿を洗っていく
10分もすれば山のようなお皿はすぐに洗い終えた
『ありがとうございました、...あ、そうだ。
よければ少し手を貸していただいてもいいですか?』
不思議そうな顔をしながらも手を伸ばしてくれる
ポケットに入れていたハンドクリームを手に出し塗り込む。
せっかく白くて綺麗な手なんだから痛まないようにしっかりとね
ついでに余ったクリームは自分の手に塗ろう
塗り終わり上を見上げれば茹でダコのように真っ赤なエーミールさんが煙を出していた
ばっと手を離す
『すみません不用意に触ったりして』
em「ｲｯ↑いえ..こちらこそすみません..」
『その...違うなら大変失礼なんですが...女性慣れしてないとかですかね..?』
em「あぁ..えぇ、恥ずかしながらこの歳まで女性経験がなくて...」
頭を掻きながら恥ずかしそうに微笑むエーミールさん
なるほど、前に鬱くんたちに弄られていたのはそういう事か。
.そういえばエーミールさんは何歳なんだろう
『そうでしたか、不用意に触ったりしてすみません
そういえばエーミールさんはおいくつなんですか?』
em「 年齢ですか?...えーと..29ですかね..えへへ」
バツが悪そうに頬を掻くエーミールさん
以外にそこまで年齢離れてないな
若く見えるし知的な雰囲気はモテそうなのに
『エーミールさんの世界の女性は見る目がないですね
知的で優しい方なのに』
em「....へ?それ..は..どういう」
『素敵な人なのにもったいないですねって...意味ですけ..ど』
エーミールさんが少しずつよってくる
思わず一定距離を保とうとしていれば壁際まで追いやられ
em「そないな事言うてると勘違いされますよ」
顔が、ちか、
em「俺みたいに」
鼻と鼻が触れ合う直前、
sha「あ"ーーーー!!!」
シャオロンくんの大声がエーミールさんの背後から聞こえてくる
sha「エミさんがァ!!!!Aに!!!キスしようとしとるで!!」
em「なっ!?ちが、忠告をしていただけで!!」
ドタドタと走る音が四方八方から聞こえてくる
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樹乃(プロフ) - ｯﾌﾟｧ…イケメン…文章力が高いのは勿論の事、その上絵も上手いだなんて…天は二物を与えないんじゃないんですか！？羨ましい… (11月20日 6時) (
レス) @page13 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
泣き虫 - ﾔﾊﾞｲ……何回かｼﾆかけた………そして、画力をくだせぇ (11月12日 13時) (レス) @page24 id: d327bd77f6 (このIDを非表示/違反報告)
かれーるぅ。 - ut先生のイラスト多い......!!!!!!!!!!!そして全部尊いぃぃ......!!!!!!!!! (8月12日 21時) (レス) @page41 id: b3274f6834 (このIDを非表示/違反報告)
おー！ - 返信ありがとうございます！他の作品どんなのかなーと思って見に行ったらなんと！その作品も読ませてもらってました✨そっちの方も神です！亀更新でも大丈夫なので（何様？）頑張ってください！！ (7月17日 15時) (レス) @page38 id: 79b164e8e1 (このIDを非表示/違反報告)
絡繰り(プロフ) - おー！さん» ありがとうございます😭💕ファンの方嬉しいです..!!コメントもものすごく励みになります✨他の作品は一応ありますが亀更新です(殺.してください) (7月15日 6時) (レス) id: b6c9d54abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絡繰り | 作成日時：2022年2月10日 1時
