友達になった！ ページ47
｢今晩は…ツノさん先輩ではないですか｣
｢お前は…｣
｢そう言えば名乗っていませんでしたね…私はA、A・アジームです｣
｢そうか…Aと言うのか…｣
夜に散歩してたらツノさん先輩と出会った
この人本当に神出鬼没だからなぁ…
この前も夜だったし…夜行性なのか？
｢先輩息災でしたか？｣
｢あぁ、Aはどうだ？｣
｢私もです｣
ツノさん先輩との間には言葉はいらない
沈黙が辛く無いのもいい所だ
｢そういえば…｣
と最近起こった事をぽつぽつと話し始める
ツノさん先輩はそれを黙って聞く
オレ達の関係は不思議なものだ
｢それでって…どうしました？｣
オレの顔をじーっと見て…何かついてるか？
｢いや、楽しそうな学園生活だな…と｣
｢今度ツノさん先輩も一緒に昼食でもどうですか？｣
｢……いいのか？｣
｢えぇ、私の友人を紹介しますよ｣
｢ふっ…楽しみにしている｣
冷えるからそろそろさよならだ
また風邪を引くわけにはいかない
｢それではまた｣
｢あぁ｣
ふっと消える先輩…
ツノさん先輩で定着しているが…本名何なんだ？
ラギーにでも聞いてみるか…
｢そういえばラギー、頭にツノの…ラギー？｣
｢頭に角…？A、どこから…｣
｢いえ、ある場所で会いまして…名前を知らないんですよ。ディアソムニアの先輩って事はわかるんですが…｣
｢それ、マレウス・ドラコニアじゃ…ないっスよね…？｣
｢マレウス・ドラコニア？｣
何か聞いたことのある名前だな…
｢ディアソムニアで先輩で角がある…その人しかいないっスよ！！｣
まーた面倒事持ち込みやがって！と怒るラギー
え？何か悪い事でもあった？
｢とりあえず…今度紹介しますよ｣
｢断固拒否するっス｣
何故だ！！
ツノさん先輩…マレウス先輩優しいのに…
｢マレウス先輩…ですね｣
｢……知ってしまったか｣
｢友人が教えてくれましたよ…酷いじゃないですか｣
私、友人である先輩の名前も知らなかった人だったんですよ？
｢僕を知ってなお…友達と言ってくれるのか？｣
｢えぇ、先輩は私の友達です｣
折角いい先輩に出会えたのだ。手放すものか
｢ふふふっ…｣
｢マレウス先輩？｣
｢友達か…いいものだな…｣
｢これからもよろしくお願いしますね｣
マレウス先輩
｢あぁ｣
マレウス・ドラコニアと友達になった！
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rikka(プロフ) - 橘さん» ありがとうございす！楽しんで貰えるようにこれからも頑張ります！ (2020年6月2日 1時) (
レス) id: 4fc2f308fd (このIDを非表示/違反報告)
橘 - あああありがとうございます！！ジャミルくんとの絡み良きでした！！これからも更新楽しみに待ってます！！ (2020年6月2日 1時) (レス) id: 746ebb4f25 (このIDを非表示/違反報告)
rikka(プロフ) - 鏡花さん» コメントありがとうございます！監督生さんですね！まだ監督生さんの性格を考えている最中で…ナメクジになるとは思いますが頑張ります！ (2020年6月1日 22時) (レス) id: 4fc2f308fd (このIDを非表示/違反報告)
鏡花(プロフ) - 監督生との絡みも見てみたいです！とても面白かったです、更新頑張って下さい！ (2020年6月1日 14時) (レス) id: d00327ab41 (このIDを非表示/違反報告)
rikka(プロフ) - 橘さん» コメントありがとうございます！！ジャミルくんですね了解しましたd('∀'*)次男くんを好きになって貰えて嬉しいです…(ﾉ∀`) (2020年5月31日 2時) (レス) id: 4fc2f308fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rikka | 作成日時：2020年5月25日 0時
