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朝
自分のかけたアラームよりも早く目を覚まし少し残念に思いながら体を起こせば、ぐっと上身を伸ばし脱力する。
昔からの早起きの習慣は抜けないものだなぁと1人呟きながらベットを抜け出してカーテンを開き、朝日が登るのを確認してから洗面台へと向かった。
時間は有限、一刻も無駄にしてはならないと誰かさんの口癖を真似しながら身支度を整え、朝食と昼食用のお弁当をそれぞれ2人分用意しテーブルへ並べれば昨夜も徹夜していたのかベッドに潜り込んでいる"兄"を起こして一緒に食事をとる。
だるそうにもたもたと食事をとる兄を横目にいつもと違う少し大きめのカバンへ荷物を詰め込めば、兄もまた横目に僕の様子を確認していた。
「今日だったか？」
『うん、学校への連絡お願いしてもいい？』
「わかった、何時に帰ってくる？」
『んー……兄さんが帰ってくる前には帰る予定だよ』
荷物を詰め終わり、玄関へ向かい靴を履いていれば食事の手を止め見送りのために着いてくる気配がする。それが嬉しくて思わず笑えば恥ずかしくなったのか小突かれた。
『それじゃ、いってきます』
「あぁ、気をつけていってこい」
__これは、前世の記憶を思い出した僕が「普通」であろうとする物語執筆状態：連載中
朝自分のかけたアラームよりも早く目を覚まし少し残念に思いながら体を起こせば、ぐっと上身を伸ばし脱力する。
昔からの早起きの習慣は抜けないものだなぁと1人呟きながらベットを抜け出してカーテンを開き、朝日が登るのを確認してから洗面台へと向かった。
時間は有限、一刻も無駄にしてはならないと誰かさんの口癖を真似しながら身支度を整え、朝食と昼食用のお弁当をそれぞれ2人分用意しテーブルへ並べれば昨夜も徹夜していたのかベッドに潜り込んでいる"兄"を起こして一緒に食事をとる。
だるそうにもたもたと食事をとる兄を横目にいつもと違う少し大きめのカバンへ荷物を詰め込めば、兄もまた横目に僕の様子を確認していた。
「今日だったか？」
『うん、学校への連絡お願いしてもいい？』
「わかった、何時に帰ってくる？」
『んー……兄さんが帰ってくる前には帰る予定だよ』
荷物を詰め終わり、玄関へ向かい靴を履いていれば食事の手を止め見送りのために着いてくる気配がする。それが嬉しくて思わず笑えば恥ずかしくなったのか小突かれた。
『それじゃ、いってきます』
「あぁ、気をつけていってこい」
__これは、前世の記憶を思い出した僕が「普通」であろうとする物語執筆状態：連載中
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作者名：刹那立夏 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php
作成日時：2022年11月28日 21時
