_ 晴 天 の 空 が 君 を 見 つ け る ま で 。 ページ18
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姫宮「 私も、Aでいいですよ？ 」
大西「 ほんま！？やったらAって呼ぶで！」
声を掛けることなんていとも簡単な事だったんだと知らされる。
何度も何度も迷って声を掛けなかった自分が情けない。
大西「 あ、気になったんやけどさ… 」
なにか話題がないかと探して何とか会話を繋ごうと必死になった時、ふと思いついた事。
姫宮「 はい、？ 」
大西「 Aは何年入所なん〜？ 」
姫宮「 2012年の7月14日ですね 」
そしたらまさかの…
大西「 え！？同期やん！！ 」
姫宮「 嘘！？あ、ほんとですか？？ 」
敬語じゃなくてええのに笑
大西「 敬語やなくていい言うたやん！言い直さんくてええのに！！ 」
姫宮「 あ…笑 」
同期か…これで同い年やったら凄ない？
大西「 そんなんや、同期なんや…年齢とか聞いてええ？？ 」
姫宮「 えっと、16… 」
一個下だったり？
でも早生まれとかだったらまだ先だしなぁ…
大西「 おお！近いな〜俺は17や！ 」
姫宮「 あ、私早生まれだから…もしかして、学年一緒？ 」
大西「 そうなん！？流星はな、2001年の8月7日生まれやで〜 」
姫宮「 私は2002年の2月22日！同い年！しかも同期とか… 」
なんや自分、喋れるやんか。
大西「 運命やん笑 てか2月22日ね、覚えとくで！やたらと2が多いから覚えやすいわぁ笑 」
姫宮「 そうかも笑 でしょ？笑 私も覚えとくね、流星の誕生日！ 」
大西「 あ、流星て呼んだ笑 同期で同い年やったら呼びやすいもんな〜 」
姫宮「 いいかなって思っちゃった！笑 」
Aと話すのは心地が良くて、全然喋れる自分に驚きつつ、この時間を楽しんだ。
次に来たジーコらによってその時間は呆気なく終わってしまったが、これからは堂々とAに話しかけて行こうと思う。
藤原「 流星…？？康二、？ 」
大西「 メンバーなのに、歩み寄らんのはもう辞めようと思う 」
西畑「 何でや、何でや流星も、康ちゃんも… 」
やっぱり俺を、ジーコを、見る目が怪訝そうで、ちょっと怖くなる…、けど。
流星はもう、自分に嘘はつかへん。
とっくに分かっていたんだ、俺は
逃げてばっかりで目を逸らすんは、もう辞める。
俺は、大西流星として後悔しない道を選ぶことにしたんよ、
やから、早くAのこと、見つけたってや…
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_ メ ン カ ラ は 、→←_ 夜 空 に 輝 く 一 等 星 の よ う に 。
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