#38 セフィロスの正体 ページ39
セフィロス「まぁそう慌てるな。こう見えて私は歓迎しているのだ」
クラウド「Aは…Aはどこだ、無事なのか？！」
セフィロス「まぁそんなに慌てるな。Aなら…あそこにいるだろう」
セフィロスが指を刺す方向には木や花でできたベッドがあった。
そこに眠っているが…
クラウド「A！！」
慌てて近寄ると、少女がすやすやと眠っていた。
クラウド「A……なのか？」
面影はあるが、それは俺の知っているAの姿では無かった。
長く、結われていた髪は解かれ髪は透明感のある白へと変わり、今まで見てきたAよりも小さく、そして幼い。
セフィロス「驚くことはない。お察しの通り、ここはAの心の中だ。
そいつはAが描く、本来のAの姿さ。
心の中だから姿形が違うのも無理がない。
そして、もう時期Aは私と一つになる」
クラウド「待ってくれ…どういうつもりだ」
セフィロス「教えてやろう。ここは幻の世界だ。
そぐわしくないものは排除される。
ここまで私を追って来られたのはさすがだなクラウド。」
クラウド「…お世話係なんだ。当たり前だろう」
セフィロス「お世話係。今となっては何の意味も持たないつまらない役割さ」
クラウド「今更何を言っている。あんたが執着してきた言葉だろう」
セフィロス「…私は世話係になりそこねた」
クラウド「……」
セフィロス「いい機会だ。せっかくここまで来たのだから最後に私の秘密をお前に教えてやる。
…なぁ、クラウド…俺はな…」
するとセフィロスがゆっくりと近づく。
静寂ながらも威圧感のあるその姿に、思わず息を飲んでしまった。
そして、俺の目の前で止まるのでは無く、傍らを通り過ぎ、Aのベッドの前へ跪く。
セフィロス「…俺は、Aの"お世話係”じゃない」
クラウド「！！バカなっ…！どういう事だ！あんたは、確かにっ…」
セフィロス「私はそういう【幻覚】を皆に染み込ませただけだ。初めから世話係が存在しないのも納得できるだろう」
クラウド「そんな…じゃあ、なんであんたはAの側に居続けている！儀式とは何だ！？
あんたの…あんたの本当の目的はなんだ！？」
手も、声も震える。
たくさんの感情が込み上げて言葉に詰まった。
セフィロス「何故私が側に入れるか…か。
それは…私は彼女のイマジナリーフレンドだからさ」
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R＊I＊S＊E(プロフ) - ヤングなゼアノートさん» コメントありがとうございます！そうです。(意味深)なんですよ！😁倒したはずなのに、またふらっと夢主達の前に現れそうですね(笑) (2021年11月9日 8時) (
レス) @page46 id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ヤングなゼアノート - やはりセフィロスは夢主の星となったか…(意味深) (2021年11月9日 0時) (レス) @page47 id: c4f3196c1b (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - ライラさん» ライラさん！いえいえ、じゃんじゃんコメントお待ちしてます(^^)そうなんですよ！作者は何度もFF7のクラウドとセフィロスの会話シーンを見て研究してました！(笑)本編でも似たようなセリフがいくつかありますね(^^)ベレス先生は地味に無くてはならない役所です☆ (2021年5月4日 21時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ライラ - 何回もコメントして本当ごめんなさいm(_ _;)m今更なんですけど所々FF7のセリフが散りばめられていたのに愛を感じました。あとベレス先生もいい役してますね! (2021年3月30日 10時) (レス) id: 0b6a0d6dce (このIDを非表示/違反報告)
R＊I＊S＊E(プロフ) - ライラさん» ライラさん、とっても嬉しいお言葉ありがとうございます(＞＜)ふたりとも私の中でお気に入りキャラです！楽しんでいただけるのであれば幸いです☆ (2021年2月25日 0時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
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