#33 再確認 ページ34
ベレス「まずは、お世話係としての契約について学ぼう。図書室、開いてるかな。」
図書室にはお世話係とそのパートナーとしての資料が展示されていた。
ここで細かいルールなどがわかれば、セフィロスの行方を絞りやすくなる。
ベレス「"お世話係との特別ルールについて"
お世話係について、許可が降りた場合のみお世話は2人いる事は許可とする。
お世話係双方に面識があると好ましい。
…ふぅん。
ただし、お世話係が2人いる場合は特別扱いとし、仮のお世話係はパートナーと3日以上離れると自動的にお世話係廃止となる。
…クラウド、これって…」
クラウド「あぁ。つまり、俺に残された時間はあと2日…それまでにかたをつけなければ…
あとは細かい条件は無いのか?」
ベレス「ちょっと待って…あ、これ。
"お世話はパートナーのプライバシーを妨害する事はご法度。
歴史を大幅に変えてしまう行為を行った場合、お世話係はパートナーの記憶から一切無くなってしまい、強制的にお世話係が停止となる。"
…ねぇクラウド。セフィロスは歴史を変えてしまうような事はしないかな」
クラウド「どうだろうか。この事を奴がどれ程まで知っているのかわからない。
だが…奴の企みはきっとAが必要だったんだ。
……時間が無い。他に手がかりは」
ベレス「お世話係以外の人間はある一定の範囲までしか関与できない。
関与しすぎた場合、場合により処罰がくだる。」
クラウド「…あんたはあんまり関わらない方が良さそうだ」
ベレス「いいえ…私はまたあの子に会いたい。その為になんだってする。
だけど…セフィロスと一騎討ちをするならそれはあなたの役目。
私が出来ることはAを無事に取り戻す事。」
クラウド「…俺は、お世話係に向いていないのかもしれない。
ここまで考えていてもやっぱり奴の居場所が特定できない。
……俺は、Aを救ってやれない…」
するとベレスがガッチリと俺の肩を掴み、力強い眼差しで告げた。
ベレス「君がそんなんじゃ、Aは守れない!
あなたはお世話係なんでしょ?じゃあ、Aを守ることだけ考えて!
Aが好きなんでしょう…?」
クラウド「!…余計な、お世話だ…」
ベレス「…純粋な希望」
クラウド「?」
ベレス「その指輪に秘められた意味だよ。Aは心の底からあなたを信じてる。
応えてあげれるのは、きみだけなんだよ…」
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もも - シルビア★姉貴さん» 私のせいって言いたいのね?分かりましたよ、じゃあ。私のせいでいいですよー。 (11時間前) (レス) id: 8826ef9895 (このIDを非表示/違反報告)
シルビア★姉貴 - R*I*S*Eさん» ももさん…しつこい…😓😓💦💦あの人ずーっと私の後に付いて来て…金魚みたい…😅😅🤬🤬 (11時間前) (レス) id: b720108b83 (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ヤングなゼアノートさん» コメントありがとうございます!そうです。(意味深)なんですよ!😁倒したはずなのに、またふらっと夢主達の前に現れそうですね(笑) (2021年11月9日 8時) (レス) @page46 id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
ヤングなゼアノート - やはりセフィロスは夢主の星となったか…(意味深) (2021年11月9日 0時) (レス) @page47 id: c4f3196c1b (このIDを非表示/違反報告)
R*I*S*E(プロフ) - ライラさん» ライラさん!いえいえ、じゃんじゃんコメントお待ちしてます(^^)そうなんですよ!作者は何度もFF7のクラウドとセフィロスの会話シーンを見て研究してました!(笑)本編でも似たようなセリフがいくつかありますね(^^)ベレス先生は地味に無くてはならない役所です☆ (2021年5月4日 21時) (レス) id: a1c316906c (このIDを非表示/違反報告)
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