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『ユンギや、本当に来てくれたの！？』
YG「ん、別に暇だったから来ただけだけど」
『ヤー、嬉しいなぁ……ありがとうね、せっかくの休日なのに』
YG「…別に。」
あんなAさんの顔、見たことないって。
僕にはあんな顔してくれないんだけど。
はは、ほんと、虚しすぎて。
死にて。
めっちゃ悔しい。
「Aさん、ちょっと店長が…」
『あ、わかった、すぐ行く』
ふにゃーって、まだ緩んでる顔を向けられた。
僕に向けられた顔のようでどきりとしたけど、そうじゃないからちょっと寂しくなったりして。ちょっとご機嫌そうに横を過ぎてくAさん。
ムカついて、ブラックコーヒー強くテーブルに置いちゃって。
YG「嫉妬か？見苦しいぞ。」
「は？うざ、ほんと死んで欲しい」
YG「Aは？」
Aさんのこと呼び捨てすんな。ふざけんな。
そう理不尽に心の中でキレてる。
じゃなきゃマジで怒り狂いそうで。
嫉妬してるよ。
もう失恋してんだから嫉妬も何もないけど、嫉妬してるよ。
好きだったんだぞ。僕だって。
なんでお前なんかに取られなきゃいけないんだよ。
「Aさんのこと好きなの？」
YG「は？なにいきなり。」
「いいから答えてよ」
YG「…それ答えて何かお前に得ある？」
ないよ。
無いけど、これでこの人が「幼馴染だし好きなわけないじゃん」なんて馬鹿げたこと抜かしたら、殴ってやろうと思ってたんだ。
でも、ミンユンギは、ちょっと口元を緩ませて笑いながら、
YG「……まぁ、そりゃ…めっちゃ昔から、相当片思いで、大好きだよ。」
なんて答えてくるから。
僕なんかもうただの邪魔者みたいで。
好きだったんだけどなぁ。割と本気で好きだった。
なんだ。2人とも両思いかよ。泣きそ。
最初から僕の入る隙間はなかったらしい。
YG「おいミンユンギ。」
「年上には敬語を使え敬語を」
「…おい、ミンユンギ。」
YG「…なんだよ。」
歯食いしばって、言ってみる。
「Aさん幸せにしなきゃ、絶対許さねー。」
一度でも泣かせたらぶっ飛ばす。
正直ちょっとだけ覚悟はしていた。
あぁもう。
神様。どうか、どうか。
Aさんが、これからもずっと笑顔で入られますように。
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ゆみ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ブルーのピアスいつ渡すのかとドキドキしましたが…それは2人だけの秘密ですね！！ユンギさん実ってよかった！おめでとう！ジミンちゃんも頑張ったねとヨシヨシしてあげたいです！ (2022年11月19日 19時) (
レス) @page49 id: ae24f86ab3 (このIDを非表示/違反報告)
KB - とっても素敵なお話でした。これからの活躍期待してます！ (2021年10月10日 21時) (レス) @page49 id: 5f0961fe40 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - りーさん» 有難うございます。甘々ユンギさんが付き合った後とかすごい書いてみたいのですが、やはり続けられる自信がないため…申し訳ありません。見て下さり有難うございます、これからも頑張ります！ (2019年12月14日 10時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
りー - 完結おめでとうございます！甘々ユンギさんの付き合ったその後も見たいな、なんて思ったりしてる限りですw (2019年12月13日 7時) (レス) id: 789e81b7c2 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 萌さん» 有難うございます。��は完結まで一応考えてはいるのですが、腹黒の小さいジミンさん…書きたいですね笑 いつも有難うございます。これからも頑張ります。 (2019年12月12日 22時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2019年11月28日 0時
