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TH「…お前正直言ってめちゃくちゃ馬鹿だよな。」
『…えっ』
私の手を握りながらぶんぶん振り回してたテヒョンがいきなりそんなことを言いだした。
せ、セリフが臭かっただろうか。確かにカッコつけすぎたな。なんと恥ずかしい。
TH「…まだ俺のこと大切な友達って言える時点で既に馬鹿。大馬鹿者。」
『で、でもテヒョンに酷いことされた訳じゃないですし』
TH「胸倉掴んだし。嘘ついて騙したじゃん。普通嫌われるっしょ。」
目を伏せて笑うテヒョンが見てられなかった。
べ、別に気にしてないのに。
過ぎたことではないか。今が大事と言うだろう。
『い、いや実はさ！！胸倉掴まれたら私きゅんってしちゃう派なんだよね！？！』
TH「…マジ？」
『マジ！めっちゃマジ！！嘘付かれたのにもドキドキしちゃうんだよね！』
吹き出して笑うテヒョン。
な、何か笑う要素があっただろうか。大真面目のつもりだ。
TH「あ、ありえねっ、……ぶはっ、ふふ……」
『や、ほ、ほんとですよ』
でも、いつも通りに笑ってくれたテヒョンに安心してる自分がいる。
やっぱりテヒョンのこの姿が一番好きなのだと思う。やー、世界は平和だね。
TH「なぁ、A。」
『ん？』
TH「明後日の夏祭り、俺といこ。」
何故か数日前にされた約束をまたされた。
指切りげんまん。いつの間にか繋がれてた小指。
『う、うん？』
TH「…あ、それと。文化祭も一緒にまわりたい。Aの部活してる姿も見たい。」
『…う、うん』
な、なんか変なことを言ってくるなぁ。
そう思っていたのもつかの間、
指切りげんまんって言ってた小指が離されてそのまま肩を掴まれた。
TH「……今までしたこと全部謝るから、一生のお願いさせて。」
『……おん？』
一生のお願いって。
私にそんな大事なことを約束してもいいのか。
TH「…おれ、女遊びやめるし女子と連絡も取るのやめる。真面目に勉強する。だから。
俺のこと、好きになって。」
私の目を見ながら、恥ずかしがる様子もなくキッパリ言ってくるテヒョン。
『…うん？』
ちょっと、私には理解できる頭がないみたいだ。
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あひる(プロフ) - うぎゃあ…！最後の方は胸がキュンキュンしっぱなしでした (2019年7月16日 19時) (
レス) id: 38339f5ea3 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ミロさん» ミミミミミミロさんじゃないですか…！！密かに大ファンをやらせて頂いてます、コメントしてくださり有難うございます…！！これからも頑張ります！ (2019年7月15日 17時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ミロ(プロフ) - いつき様 完結おめでとうございます(o^^o)影ながら読ませていただきましたが、すごくすごーく面白かったです(//∇//)ハラハラドキドキで最高でした！！これからも応援してますっ！(*^ω^*)素敵なお話をありがとうございました！！ (2019年7月15日 12時) (レス) id: e16d743026 (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - ふぃさん» ありがとうふぃちゃんんん！！えへへ、いつも見てくれてありがとね。愛してるわよん！！ (2019年7月13日 14時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃ(プロフ) - うわんおめでとういつちゃん！！！！ (2019年7月13日 12時) (レス) id: 2a412b3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他2人 | 作成日時：2019年6月24日 22時
