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『…まさかこの歳で体育で怪我だなんて……』
情けないったりゃありゃしない。
高校2年にもなって、見事に体育でこけて怪我をしてしまったのである。
どんくさいのは昔から変わらない。
何をするにもどこか抜けているとジミンに何度も言われた。
自分でも、恨みたくなるぽんこつ具合。
『うう、失礼します……』
でもそこに先生はいなくて。
机の上に『出張中です』という紙が置いてあった。
仕方ない。
とりあえず自分で手当てをしようとした時、扉が開く音がした。
「……あれ？」
入ってきたのはまさかの男子。
上履きの色がからしてたぶん年下だ。
中をキョロキョロと見回して、ようやく私と目が合うと「あ。」と声を漏らした。
静まり返る空気。
お、おいおいおい、
男の子と2人きりなんてジミン以外にほとんど無かったもんで、どうすればいいか分からず額から冷や汗がにじんだ。
するとその時、ゆっくりと近づいてきた影。
息を飲んだ。
「……それ、怪我してますよね。」
『…え、…あ、はい……』
「僕がしてあげますよ。」
『な、何を……？』
「手当て、ですよ。手当て。」
私の返事も聞かず、持っていた救急箱を取られていつの間にか手当てを始めた。
呆気にとられる。
彼はチョンジョングクくんというらしい。
…や、優しい子……なんだろう。
話してみるととてもいい子で、手当てが終わる頃にはなんとか話せるようになっていた。
『ご、ごめんね、ありがとうチョンくん。』
「僕が勝手にしたことですから。あと、ジョングクって呼んでください。チョンくんってやだ。」
『う、うん。じゃあね、ジョングクくん。』
笑って手を振ってくれた。
まだ少し怖いけど、かわいい子だ。
初めて男の子の後輩と喋った。
優しいなぁ。
いい子なんだろうなぁ。
ぼんやりそう思いながら、なんとなく緩む頬を抑えて教室へ戻った。
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閔(プロフ) - Pちゃん（）さん» あけましておめでとうございます。ここまで読んでいただきありがとうございます。二人でなんとか完結までもってこれました。最初からずっと、応援していただき本当に励みになりました。ここまで本当に、ありがとうございました！ (2020年1月13日 20時) (
レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - あけましておめでとうございます。お久しぶりです！完結おめでとうございます！ジミたん、、、。めちゃ良かったです！ (2020年1月13日 19時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - Pちゃん（）さん» いつもありがとうございます！そうですね...ジョングクさんの本当の思いはどうなのか......どうぞこれからの展開をお楽しみに。更新、頑張りますね！ (2019年12月23日 13時) (レス) id: 5e020f9388 (このIDを非表示/違反報告)
Pちゃん（）(プロフ) - ぐぅの本心なのかまだ、ジミたんを陥れる？ために言ったのか、ぐぅの本心が知りたーい！！www更新頑張って下さい、待ってます！ (2019年12月23日 11時) (レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - 心優さん» いつも見てくださり有難うございます。私のはじめての合作であり、至らない点多くあると思いますが、閔さんに助けを貰いキュンキュンしてもらえる小説になっているのなら嬉しいです。これからも頑張ります。 (2019年12月22日 22時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いつき
x他1人 | 作成日時：2019年11月4日 22時
