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Forty one Love ページ42

なんでかは分からないけど








キリヲ先輩の魔力な気がした






もちろん私は






リリィ「ついて行こう」






ここまで来たんだから後戻りはできない









魔力紙兵隊について行くと壁の前で止まった









リリィ「え、ここ壁だよ?」







そこから一切動こうとしない兵隊を見て








リリィ「え、バグってる?」







そう言うと魔力紙兵隊は私の背中を押した







リリィ「うぇ!?」






バランスを崩した私は壁に手をつく、、、と







壁の一部が凹み新しい扉が出てきた







リリィ「そーゆーことね」






たぶんこの先にキリヲ先輩がいる







何が起こるか分からないから常に警戒しないと








リリィ「よし、」






覚悟を決めて扉を開ける









すると、






キリヲ「よぉ来たね、リリィちゃん」






キリヲ「歓迎するで」






認識阻害メガネを外し、







髪をかきあげている先輩は悪魔そのものだった







キリヲ「やっと来てくれたん?
全然こーへんから心配したわぁ」






リリィ「私にだけ広場に向かわせないように
してましたよね?」







キリヲ「気づいたん? 賢いな〜」






あくまでもいつもどうりに話すキリヲ先輩に








警戒しながら辺りを見回す







キリヲ「リリィちゃん」






急に名前を呼んだと思えば






キリヲ「お茶でも飲む?」






リリィ「は?」





こんな時に何言ってるの?







ていうか絶対お茶に何か入ってるでしょ






リリィ「いりません、絶対拒否です」







キリヲ「つれないなぁ」






と言いながら






少しづつ近づいてくるキリヲ先輩に警戒する






キリヲ「そんなことしても、、、」






キリヲ「無駄やで?」






一気に距離を詰められたかと思うと








腹部に熱い何かを感じた








リリィ「えっ、、」






キリヲ先輩を見つめる目を離せずにいた






キリヲ「ごめんなぁ」







キリヲ「でも、
リリィちゃんが邪魔しようとするからやで?」






そう言うと私の腹部にあったナニカを抜く







リリィ「グッ」







ようやく確認できた自分の腹部には







ナイフの刺さった痕があった






リリィ「ぅ”ぅ”」







苦しい、普通に刺されただけじゃない








これは、、、





キリヲ「気づいたん?」












キリヲ「先端に毒も塗ってるサービスやよ」





清々しい程の笑顔に私は呆気に取られた

Forty two Love→←Forty Love



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黒灰白有無%(プロフ) - 準 完結おめでとうございます!いつも楽しく読ませていただいてます。本当に面白くて大好きな作品なので負担じゃなければ続編も見てみたいです!!コメント失礼しました (2023年4月4日 3時) (レス) @page50 id: 00e0ebd256 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃 - 続編みたいです!魔フィアパロも楽しみです! (2023年4月4日 1時) (レス) @page50 id: 028efd84bb (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - まじで続編お願いします🙇 (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: b97245d03c (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - この作品はとても面白くて、ツムル先生推しの私にとってはもう嬉しすぎる作品なので、できれば続編もみたいです(><)いつも楽しく読ませてもらってます!!この作品を見ることが私の日課です(笑) (2023年4月4日 0時) (レス) @page50 id: 2ce80ac7e4 (このIDを非表示/違反報告)
りた(プロフ) - めぐるさん» コメントありがとうございます! ツムル先生とダリ先生良いですよね! どちらの先生も良いシーンがかけたので嬉しいです! これからも頑張りますね! (2023年4月2日 22時) (レス) id: dfe8b8fd8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りた | 作成日時:2023年3月27日 21時

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