魅惑の彼女は今日も笑う

Thirty eight Love ページ39

《見学の日》






色々見学してみたけどピンと来ないな〜








まぁまだ後何年もあるし、焦らなくていっか！









そう思いながら歩いてると









久しぶりな人に会った








イルマ「リリィ！」








リリィ「イルマ！！ 久しぶり！！」








入学式以来全然あってなかったからか







少し懐かしく感じる










イルマ「リリィはもう入る師団決めたの？？」







リリィ「いや〜まだ、、って言うか
今はどこもらいらないつもりなんだよねー」








イルマ「そうなの？」








リリィ「どこもピンと来なくて笑」









イルマ「じゃあ一緒に魔具研はどう？」








イルマ「キリヲ先輩っていう優しい先輩もいるよ！」








リリィ「キリヲ、、、？」








え、嘘でしょ？








イルマ「知り合い？
3年生のアミィ・キリヲ先輩だよ」








リリィ「やめ、、、」









今すぐ入るのを止めてって言おうと思ったけど、








イルマ「楽しみなんだ〜」







そんなに楽しそうにしてるのを、









止めることは出来なかった







イルマ「じゃあ僕もう行くね！」








リリィ「うん、久しぶりに話せてよかった！」








リリィ「また話そ！」








イルマ「うん！」








去っていくイルマの背中を見て、








大丈夫かな、、、








いや、








イルマは特待生だしなんとかなるか、、








何故かイルマなら大丈夫、









という安心が生まれて不思議な気持ちになった。









《師団パーティまでの日々》






私はどこの師団にも所属していないので








関係はないが、楽しめるなら楽しもう精神で行く









なんとイルマのところもなにかやるらしく、








楽しみもあるけど、








キリヲ先輩のことが気がかりだった









リリィ「なんもないと良いけど、、、」







私は祈ることしかできない
















いや、体術と魔術を磨くことも出来る









とにかく私は今出来ることをしないと！









立ち止まってる暇はない









師団パーティはもうすぐ







何かあった時に誰かを守れるように







強くなろう

Thirty nine Love→←Thirty seven Love

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す