【沖田・土方】拾った自称子猫が可愛すぎる件について【銀魂】

短編:白髪天パ two ページ10

「猫…？……。」


やばいやばい黙られたァァァァ！

警察に届けられるやつ！届けられるやつ！

ってかもう届けられてたァァァァ！！

と。その時、耳にさわさわとした感触が伝った。

まっまさかこの人初対面で…！？


「あっあの…む、無言で耳撫でるのっやめてくれませんか…にゃっ…。」


「えっああ、ごめん。手が勝手に動くんだわ〜。」


ニヤニヤと笑いかけながら…というよりは黒い笑みを浮かべながら手を止めない。

この感じ…どこかで…。

あっ

脳裏にあの栗色の髪が映し出される。

す べ て を さ っ し た

あの人と同類なのか…！

すると、よこから土方さんが顔を出し、沖田さんもどきの手を掴んだ。


「んだよお前…俺たちのAに手ェ出してんじゃねェよ。」


「いつからわたしは土方さんたちのものになったんですかね？」


「いや、ツッコミになってねえよ、居候してるじゃねえか。」


ものになってた( ^ω^ )


「こいつがちょっと耳いじっただけでこんな反応するから…なァ？抵抗もしないし。」


土方さんの手を払いのけて、また耳に手を伸ばす。


「い、いやっちょっ…！なんなんですか！？わたしだって抵抗できます！！」


腕をどけようとする。

しかし、その手ももう片方の手で塞がれてしまう。


「へえ、それで抵抗してるんだ？」


ブラックに輝いてるこの人！！

ところで、１ついいですか？

手の力つっよっ！！！

流石男性…だとしても、強すぎる…！


抵抗ってなんだっけ。

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