Part3 ページ6
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向かい合った状態にすると、すぐにAが俺の首に腕を回して抱きつき、胸元に顔を埋めてうぅ〜と、苦しそうな声をあげる。
深「ふははっ！かぁいい〜。今日はもうやめておこう？お家帰って、治ってきたら、練習しよ？俺覚えたし。」
『……ぃや。』
深「やなの？そっか〜。」
佐「とりあえず、大丈夫そう？」
深「おー。ちょっと、俺ら話し合ってくるわ。」
岩「オッケー。じゃあ、俺らは俺らで練習すんぞ〜。」
目「ふっかさん、よろしくお願いします。」
深「ふはっ！任せろ。」
Aのことをそのまま抱っこして、持ち上げる。突然の浮遊感に驚いたのか、ぎゅっと腕に力が入る。
部屋を出て、近くの椅子に抱っこしたまま座ると、また俺にぐりぐりと頭を押し付けてくる。
深「なにぃ〜？嫌になっちゃった？」
『…ん。』
深「そっか〜。何が嫌になった？踊れない自分？それとも、俺らとの違い？」
『…どっちも。』
深「んー。踊れないのは、いつもじゃないでしょ？今日は、たまたま体調が優れないからで。その体調が悪いことも、必然的なことだし、タイミングが悪かったよね。」
『……たつ兄。もしさ、もしね。私が男だったら、こうならなかったよね。』
深「…そうかなぁ〜？」
『ぇ？』
深「そもそも、Aが男だったら、ジャニーさんからスカウトされてたかな？」
『……』
深「もし、スカウトされたとして。Aが男だったら、俺は今ほどAの面倒をみなかったんじゃないかな。
男だったら、正直一緒に住まなかったと思うし、こんなにAのことを大切に思えなかったと思う。
何より、俺はAがAだからメンバーとして一緒に頑張りたいし、デビューしたいと思ってるよ。」
『ぅぅ〜……』
深「AはAの良さがある。それがSnowManの強みでもある。今まで色んなこと、一緒に乗り越えてきただろ？大丈夫。こんなことで、足引っ張ってもないし、踊れなくてもずっとじゃない。」
『、、ごめ、っ、、』
深「あははっ！笑
泣くなよぉ〜？ホント、かぁいい。」
男と女の差を感じるのは仕方ない。
普段、生活してる分にはそんなに気にならないことも、どうしてもこういう時は実感してしまう。
1番、Aが感じたくない壁であるけど、どうしても感じてしまう壁。
ただ、今伝えたことは俺の正直な気持ち。
きっとAが男だったら、また違うかかわりだったと思うんだ。
だから、
深「女で、紅一点でいてくれて、ありがとう。」
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黎音(プロフ) - 歌詞の記載はツクールの違反です違反報告しておきました。好きだからこそそこは守っていただきたいです。 (2021年4月30日 14時) (
レス) id: 8788cdf49c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 愛さん» ありがたきお言葉です。 (2021年3月12日 13時) (レス) id: 20716a9fd8 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - とても面白く妄想だけでご飯10杯は、いけます (2021年3月9日 19時) (レス) id: b4cc99af0c (このIDを非表示/違反報告)
たろ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！ (2021年2月24日 9時) (レス) id: f9f0865f38 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年2月24日 9時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しず | 作成日時：2021年2月23日 13時
