Fate。《登坂広臣》6

▽ ページ29

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臣｢はぁ？｣

｢なに｣



臣｢何が "まさかのコンビ誕生？！" だよ｣

｢え、誰に喋ってるの？｣



臣｢ジャニーズに囲まれてるこの画自体おかしいだろ。 そう思わない？ねぇ？画面の向こうのそこの君？｣

｢...臣、大丈夫？｣




ハッ ……




臣｢あ... いや なんでもない。｣


(ヘンなの)





落ち着きがないぞ、登坂広臣。


臣 (るっせぇな...)





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｢この収録楽しかったな〜｣

臣｢へぇ｣




なに へぇ って！
なんか感想くらい 言ってよ！





そう思いながら 口を尖らせてジト目になるA。







臣｢んだよ｣



そんなAに じーーー っと睨まれ 臣も負けじと睨み返す

(ただのイチャイチャ)









｢おみ こっわ〜 隆二くんみたい｣

※強面が。




臣｢お前 それ 隆二のこと かなりディスってるよ｣

｢？？？？｣

臣｢...｣





多分、Aの時々出るこの天然 に 付き合っていけるのは 自分だけだろう。


そう、心底思う臣。


まさしく、その通りなのだが。








臣｢とにかくさ、仲良すぎ｣

｢あ、なに嫉妬〜？｣





そうゆうことか！





髪を乾かしたばかり で前髪を上げたA に 得意げに口角を上げた ドヤ顔を見せつけられる









臣｢そう嫉妬｣






？！


なに、素直？！




｢え、あ そうですか...｣




不覚にも キュンときた






臣｢嫉妬しちゃいけないの？｣

｢いや、別にいいけど...｣





いいけど ってなんかおかしいか。


でも もうおかしいも何もないや









臣｢妬く。普通。｣

｢独占欲のカタマリ！！｣


臣｢俺だからいいの｣

｢へへっ｣









臣｢...明日 一緒に飯つくろ｣

｢！！ ...うん!! ｣









お前の隣は 俺なんだよ









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