ヤバイ方のローズハートくん【ツイステ】

▼２０やっぱコイツ性格悪いだろ ページ23

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「あ！おーいA！」

『おー大富豪のカリムくんじゃん』

「褒めているのか？ありがとうな！」

『ううん嫌味』

「カリム、あまりこの男に近づくな。バカが移るぞ」

『おいコラジャミル。じゃあテメエにひっついてやろうか？
一日中張り付いてやろうか？？』



次はレッツ錬金術ということで実験着で歩いていると
陽キャ代表取締役のカリムが手を振ってこちらに来た

もちろん腰巾着と言っても過言ではないジャミルも一緒に
いや大変だね子守も←



「絶対にやめてくれ。もしやったらお前を殺してしまいそうだ」

『ねえ…オレってさ…やっぱ学園中から嫌われてんのかな？
そろそろ泣いちゃいそう…』

「大丈夫か！？A！泣くならコレを使ってくれ！」

『え、なに？王子様なの___ってコレなに？』



颯爽と何かを手渡してきたのでハンカチかと思い受け取った
しかしオレの手には何かの魔法薬
いやコレで涙は止まらねえだろ


「笑いが止まらなくなる魔法薬だ！コレで悲しさも吹き飛ぶぞ！」

「ちなみにそれは半永久的な笑い薬だから安心しろ。」

『いや安心しねえよ！！？！？なに危ない薬飲ませようとしたのカリム！？』

「ん？そうだったのか？でもいいじゃないか、
ずっと笑っているなんて幸せ者になれるぞ！」

『半永久的に笑ってたら逆に不幸者だろが』



「それもそうか！？」と
カリムのぶっ飛んだ発言に呆れるオレとジャミル

うわ、コレはオレでも疲れる
イデアくんなら死んじゃうよ



『てかカリムなんか用だった？』

「ん？友達がいたら話しかけるもんだろ！」

『えーめっちゃいい子じゃん。オレの場合ウザ絡みして相手怒らせるわ。
あ、もう９割同じことやってるからオレもいい子じゃん』

「話しかける内容が１８０度違うだろうお前の場合」

『大丈夫w大丈夫wみんなオレに絡まれて喜んでるから』

「さっき怒らせてるって言ってなかったか？」

『ほら言うだろう？好きな子ほどいじめちゃうって』



『みんなオレのこと好きだから辛辣なんだね』そうAが言うと
「そうか！Aは人に好かれていたんだな！知らなかったぜ」と言うカリムの発言に
Aはその場で泣いた。




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