落ちたそこは戦国時代2【Felix・ピリ】Straykids

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ｼﾞﾌﾝ「魚焼けましたよ！」


ジフンくんが焚き火のほうからみんなに声をかけた。


ﾊﾙﾄ「まじお腹すいた〜！」


ﾐﾝﾎ「お、めっちゃ美味しそうなんだけど？」


お腹がすいていたのかすぐに集まるみんな。




ﾊﾞﾝﾁｬﾝ「みんな揃ったね？

じゃあいただきます！」


「「「『いただきます！』」」」


みんなで手を合わせる。



私も魚を貰ってひと口かじる。



『え、美味しい！』


味がしないかと思ったけど、思ったよりも美味しかった。


ﾊﾙﾄ「味付けしなくてもうま！

俺これからはこうやって食べる。」



みんなも沢山動いたあとの数少ない食事だから幸せそうだった。



『あ！私あれ持ってる！』


テキトーに持ってきたカバンの中に入れてあったあるものを思い出す。


「「？」」


私はテントの中にあるカバンの中から取り出してみんなの元へ戻る。



ﾊﾙﾄ「あ！それ、」


『そう！じゃーん！』


私が取り出してきたものはカップラーメン。


ﾖﾝﾎﾞｸ「なにそれ？」


みんなも当然知らないから同じ反応をした。


『これは、ラーメンって言って私たちがいつも食べてたやつ！

お湯を入れて待てば出来るからみんなで食べよ！』



ﾁｬﾝﾋﾞﾝ「カップラーメン？」


私が説明してもイマイチポカーンとしていた。




まあ見てなって！


ハルトと2人でカップラーメンを作っていく。


ｽﾝﾐﾝ「なんかめっちゃいい匂いがするんだけど？」


スンミニオッパがそう言うとみんな近くに行って匂いを嗅いだ。


ﾋｮﾝｼﾞﾝ「うわっ！なにこれ！
早く食べたい！」


ｼﾞｿﾝ「食べなくてもわかる。
これ絶対俺が好きなやつ！！」


期待に溢れたみんなの顔は輝いて見えた。






ｱｲｴﾝ「〜♪」


お湯をすすいでいると、イエナが優しい小さな声で歌を口ずさんだ。


何だか久しぶりに暖かい歌を聴いた気がする。


それに乗っかって、スンミニオッパ、ジソニオッパ、みんなも次々と歌を歌う。


隣のヨンボギオッパも低い声で口ずさんでいた。


『、、、笑』


明日、誰一人欠けることなく居れる保証なんてないのに私たちは今を過している。


みんなが今一緒にいれる幸せさ、それを感じながら全員の顔を見渡した。

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