【佐々木と宮野】かっこいい先輩。【半澤】

クラスメイト。 ページ5

白石side



黒と前の席の鍵浦が仲良くなっていた。


俺も最初は話して仲良くなったが、途中からの話を俺は理解できなかった(否、したくなかった)。


そんなこんなで放課後、黒と俺は直ぐに帰らず、入学式の打ち上げ()をする事になった。


が、靴を履き替えて外に出ると、なんだか困っている様な人がいた。



？「はぁ…まじで最悪。」

黒「ん？君は同じクラスの灰咲くんじゃないか。」



本当にこいつのコミュニケーション能力はどうなっているんだと思う。


どうしてクラスが同じと言う理由だけで話したこともない相手に気軽に声をかけれるのか。



灰「あぁ、黒羽くん？」

黒「覚えてくれているんだね。」

灰「まぁ、鍵浦くんと後ろで話してるの聞こえたから…。」



あぁ、そう言えば席順は今名前の並びだから前から灰咲→鍵浦→黒羽→白石の順になっていたな。


それなら覚えれていておかしい事もないだろう。



黒「ところで、何か困っていたのかい？」

灰「あぁ〜、うん。」

黒「もし良ければ僕達に話してくれないか？僕達も今から少しお茶をするんだ。」



こいつは人の意見も聞かずにかってに…。


とは思ったものの、クラスで友人を作るのは大切な事だ。それに、困っている人をほっておく程俺も鬼畜ではない。


今回ばかりは許そう。



灰「え、邪魔じゃない？」

『いや、全然いいよ。』

灰「じゃあ…行こうかな。」



そう言って歩き出す俺たち3人。


気まずさは全く無く、自然と、まるで昔から一緒に居たかの様に自分達の紹介がてら話す。




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灰咲 夕凛(かいさき ゆうり(デフォ))

・鍵浦の前の席。
・イケメン
・1年

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