其の356 ページ6
だが私を担ぎ上げる鬼鮫のように、
自来也先生も一人のきれいな女性を
肩に担いでいた。
ハァ、
ちゃっかりその人を持ち帰ってんじゃないよ。
ナルト「女の人の「行くな」っつーベッタベタな攻撃で興奮してたくせにぃ！カッコつけてるばやいか！このえろ仙にーん！」
自来也「あぁ、だから人前でその呼び方はやめろっての......」
ナルト「うっせってばよ！そんなことより、こいつらただもんじゃねぇんだってばよ、えろ仙人！なぁ、えろ仙人！」
自来也「だーから“えろ仙人”って言うなぁ！」
ナルトのわざとらしい呼び方に、
自来也先生は泣きながら怒鳴る。
ハァ、
こんな緊迫した状況下で、
こいつらは一体何やってんだか――。
イタチと鬼鮫も、
思わずポカンとしているではないか。
鬼鮫「ふっふふ。伝説の三忍と謳い称された自来也様なのですからねぇ。いくらあなたが無類の女好きでも、そう簡単に足止めが成功するとは思ってませんよ」
あぁ、
先刻のイタチの幻術には
そういう意味があったのかと
今更ながら理解する。
ナルト「えぇぇぇ！？えろ仙人の正体まで知ってんのか！？」
自来也「あぁ、いや、別にそういうのが正体とか、そういうわけじゃないんだがのぉ......」
鬼鮫「どうやら、その女に掛けていた幻術は解いたようですねぇ」
自来也「ナルトからわしを引き剥がすために、女に催眠眼で幻術を掛けるたぁ、男の風上にも置けねぇやり方だのぉ」
担いでいた女性を床に降ろし、
立ち上がる先生。
自来也「目当てはやはり、ナルトか？
それと、お前の肩に担がれたAもな」
イタチ「道理でカカシさんも知っていたはずだ。
なるほど、情報源はあなたか。
ナルトくんとAを連れていくのは、我が“暁”から下された、我々への至上命令」
サスケ「(イタチの奴、なぜAを呼び捨てに......)」
ナルト「(どういうことだってばよ。Aは分からねぇでもねぇけど、なんで俺まで......)」
口寄せの蝦蟇が消え、
鬼鮫の前には誰もいなくなる。
【あーあ、先生まで出てくるか】
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ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます！基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ！ (2019年2月18日 23時) (
レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか？ (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：NASHI | 作成日時：2018年2月6日 23時
