検索窓
今日:7 hit、昨日:36 hit、合計:115,376 hit

其の373 ページ23

理由を知ってもなお、

鋭い剣幕で私を睨み上げてくるアスマと紅姉さん。


テンゾウは、

やれやれと言わんばかりに呆れた表情を浮かべ、

私をゆっくりと木遁から解放してくれた。



A「......ごめん」



みんなの顔を一通り見ると、

ふと罪悪感に苛まれた。


俯き、

小さく謝る。


アスマ「ったく、全部テンゾウの言う通りだぞ。一人で何もかもやろうとするな。

昔のカカシじゃあるまいし、お前には頼れる仲間がいっぱいいるだろ?優秀な部下もいる」


A「......あぁ」


紅「あんたはホントにバカね」

A「バカって......」


アスマにわしゃわしゃと頭を撫で回され、

紅姉さんには頬を撫でられた。


それにはどれも

なんとも言えない優しさがあり、

涙がちょちょ切れそうになった。


ガイ「ま、昔からそうだったからな、お前は」

A「......そうか?」



――ガイだけには言われたくねぇべよ。



テンゾウ「そうなんだよ。

ほら、さっさとカカシ先輩を救ってやって。かなり苦しそうだから」


そう言って、

私の背中を押すテンゾウ。


言えば、

イタチの幻術は万華鏡写輪眼の力の一つ、

“月読”と呼ばれる強力なものだ。


私の力で幻術返しができるかと問われれば、

保証はまったく持ってできやしない。


だが、

伊達に綱手姉さんの下で

修行していたわけではない。


医療忍術の応用力は、

綱手姉さんの指導のおかげで

成り立っている。


これは、

とりあえずやってみるしかないだろう。


時折苦しそうに顔を歪める

カカシの額に手を当て、

チャクラを一気に集中させる。





【なんだよ、この世界......】

其の374→←其の372



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (52 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , 結界師 , コラボ   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ! (2019年2月18日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:NASHI | 作成日時:2018年2月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。