其の369 ページ19
A「まぁまぁ、その話は私がここの仲間になったらにしよう。
さて、そろそろ帰るとするよ。みんなが心配する」
イタチ「......もう、行くのか?」
ベッドから下りると、
イタチが寂しそうな表情を浮かべて
私を見上げてきた。
いや、こいつは天然記念物か!?
弟のサスケと顔は似ていても、
性格はまったく持って似ていないと、
改めて感じるところだ。
兄弟とは、
まさにこういうものなのか?
A「分かった、じゃあこれを授けよう」
ホルスターから術式クナイを取り出し、
イタチに渡す。
イタチ「これは?」
A「お守りさ。これがあれば、私は迷わずここに来ることができる」
イタチ「......どういうことだ」
A「そのまんまの意味だよ。
さて、そろそろおいとましましょうかね」
サソリ「どうやって帰る気だ」
イタチ「それなら、俺が途中まで――」
A「いいって。どうせ一瞬だから」
サソリ「は?」
A「じゃあな、みんな。
またいつか、ここに来るときはよろしくさん」
飛雷神の目標を
木の葉の門前に置いてある術式クナイに向け、
発動させると、
イタチの部屋にいた三人の顔は
一瞬で見えなくなった。
代わりに、
木の葉の阿吽の門が目の前に現れる。
イズモ「A!?」
いつもと変わらず門番をしていた
コテツとイズモの姿を確認すれば、
フッと緊張の糸が切れ、
思わずその場に座り込んでしまった。
慌てた様子でこちらに駆け寄ってくる
イズモに身体を預け、
ふぅと大きく息を吐く。
【これでひとまずは、安心か】
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ri_ta0077(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます!基本的にはジャンプアニメですね。赤髪の白雪姫なども好きですよ! (2019年2月18日 23時) (レス) id: 16552bc706 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 知ってるアニメは何ですか? (2019年2月18日 17時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:NASHI | 作成日時:2018年2月6日 23時