【NARUTO×結界師】守りたい命の分だけ強くなってやるさ。【映画編】

第1話 〈ロード・トゥ・ニンジャ篇〉 ページ40

私の視線の先、

そこにはあの暁のメンツが勢揃いしていた。


だが、

あの中にはなぜか

木の葉の忍の手で殺した者もいる。


カカシ《報告通りだな。間違いない、暁だ》


左耳に装着したイヤホンを通して

聞こえてくるのは、

カカシの低い声。


サクラ《どういうこと？私たちで倒した連中まで......》

シカマル《理由なんかあとだ。今倒すべき敵は、8人。しかも、それぞれが厄介な能力者と来てる。一応それぞれのデータは叩き込んであるが......》

シノ《準備は万端だ。指示を頼む》

シカマル《分か――》

ナルト《螺旋丸！》


とまぁ、

ナルトがシカマルの指示をも聞かずに

螺旋丸を打ち込み、

私たちは強制的に

暁との戦闘に入ったわけだが。



――ハァ、面倒くせぇ。



A「ま、行くか」


鬼鮫と交戦するガイやリーの横で、

私は偽物のイタチと手合わせをする。


A「おりゃ！」


やはり本人より

そこまで手応えはない。



――なんなんだ、こいつらは。



というより、

私のかつての仲間である暁を

利用しないでほしい。

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