お願いだから、今だけ話を合わせてください【呪術廻戦】

今だけ『お父さん』で ページ11

すまん、夏油。今だけ話を合わせてくれ。


「いや、いやいやいや、若すぎない！？」

「そうだよ、お父さんちょー若いの。32歳だから」


男はマジマジと父(夏油)を見て、それから私に視線を写す。



「確かに似てる、かも？」


おぉ、コイツが馬鹿でよかった〜。


「ごめん、お父さん。中学の頃の同級生とお話ししてて」

「いや、いいよ。でもそろそろ時間だろう？」

「うん。じゃ、またね」


わぁい、パパと仲良くお手手繋いでる〜。


はい、冷静になりました。ごめんな、夏油。本当に悪かった。

アイツから離れ、先ほどのような激痛はもう治まっていた。呪いでもかけられたのかな？でも私一級だよ？そんな簡単に呪いにかけられるわけなくなーい？？


「A、君はもう少し警戒心を持つべきだよ」

「ん？なんで？私一級だよ？」

「一級でもだ」


うぇ〜？はっ、もしかしてまだお父さんのノリ続いてる感じ？過保護な父親役ってこと！？なら、ファザコン娘演じてやろう！


「ありがとパパ！でも大丈夫だよ！私、強いから！」


「はぁ………」


なんでぇぇ！？夏油！なんでため息ついたん！？なんでぇ！？合ってたでしょ！今のは！！！


このあと静岡で呪霊祓って、日帰りした。

五条たちには土産を買ってやった。私ってば偉い☆

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