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杏『あ、Aおかえり。大丈夫そう?』

この子は私の親友の杏。私の体質を理解してくれていて、いつも助けてくれる

「うん。1時間寝たらちょっと良くなった」

杏『良かった〜あ、さっきの古典の授業のノート見る?』

『いつもいつもすみません。見せてください』

杏『いいのいいの。助け合って生きていかなきゃね?』

高校から仲良くなった杏だけど塞ぎがちで周りに壁を作っていた私にがんがん話しかけに来てくれてひょいと壁を乗り越えてきてくれた

杏『ノート返すのは何時でもいいからまずご飯食べちゃおうか』

下に年の離れた妹がいる彼女は根っからのお姉ちゃんで私もお世話されてる


さっきの時間あったことや、杏の彼氏である柊生の話を聞きながらご飯を食べる


杏が話す世界はキラキラしていて羨ましい

食べ終わったあと、私よりも友好関係が広い杏ならと思ってさっき出会った彼のことを聞いてみる


『杏さ、この学校の茶髪で女子みたいにまつ毛が長い男子誰だかわかる?』

杏『いや、情報少ないよwもう少しなんかないの?』

『うーん…あ、緑色のカーディガン着てた』

杏『あぁ、草川拓弥くん?緑のカーディガン着てたならそうだと思うけど』

そうかあの人は草川拓弥くんというのか

1人納得していると

杏『なんかあったの?Aから男子のこと聞いてくるの珍しいけど』


と少し心配そうに聞かれるからさっきの時間あったことを話す

杏『あの草川くんの抱き枕になってたわけね』

『あのってもしかして草川くん有名な人?』

杏『まぁ、かっこいいから狙ってる人多いんじゃない?』

『なるほど』


関わらない方がいいタイプの人か


杏『まぁ、草川くんのこと知りたいなら柊生!!』


杏はなぜか柊生を呼び手招きする

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設定タグ:超特急 , 草川拓弥 , 橘柊生
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作者名:蓮華 | 作成日時:2021年2月7日 17時

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